「ZETA DIVISION BUSINESS CLAN」に品川学藝高等学校が全日制高校として初めて加入。現場の最前線に触れられる特別講義など予定

　品川学藝高等学校は本日（2025年12月2日），プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」が運営する「ZETA DIVISION BUSINESS CLAN」に，全日制高校として初めて加入した。


　同校は1903年に開校された日本最古の私立音楽学校をルーツとする高校だ。2023年に男女共学校として再編され，同年4月にeスポーツを体系的に学べる「普通科 eスポーツエデュケーションコース」を設立した。


　同コースは，慶應義塾大学 環境情報学部教授である加藤貴昭氏と共同でカリキュラムを展開しており，eスポーツに関する多彩な専門科目だけでなく，全日制高校として一般教科を学び，大学進学のための学力を身につけられる。
　
　「Minecraft」や「フォートナイト」「Fall Guys」「Apex Legends」などのゲームを通したeスポーツ実習はもちろん，eスポーツ大会へのチャレンジや大会の運営サポートおよび体験イベントの開催を通してPDSAサイクルを実践していく。


　今回，同校が加入した「ZETA DIVISION BUSINESS CLAN」は，ZETA DIVISIONが掲げる「ゲーミングカルチャーが広く親しまれる共通の価値観として確立した未来を目指す」という理念に賛同する企業・団体による会員制組織だ。

　会員は，Z世代へのPR，eスポーツ市場への理解促進，新たなビジネス・教育機会の創出などを通じ，ゲーミングカルチャーの発展と社会的価値の向上に貢献する。
　
　今後は，ZETA DIVISIONを運営するGANYMEDEとの連携のもと，現場の最前線に触れられる特別講義や，ビジネスの実態を学ぶキャリアセッション（オフィスツアー）が予定されている。