Pre E3#2
E3カウントダウン4日前〜映画ベースのゲームが多数出展
映画のライセンスゲームが目白押し
アメリカ時間の16日は,「Star Wars EpisodeII:Attack of the Clones」の公開,そして「Matrix:Reloaded」のプレビュー公開など,映画関係の話題で持ちきり。ハリウッドからも程近いE3会場では,例年以上に映画の香りのする出展やイベントが多そうだ。
以前は,「映画のライセンスゲームはクソゲーばかり」などといわれたものだが,最近ではその不名誉なトレンドにも大幅な向上が見られるようになってきた。それに後押しされるように,会社も今後公開される予定の映画を次々とライセンスしている。以下,映画を題材にしたPCゲームをリストアップしてみよう。
<Activision>
・Spider-Man(公開中)
・Star Trek Voyager:Elite Force 2
・Star Trek Starfleet Command 3
<Disney Interactive>
・Treasure Planet(11月公開予定)
・Tron 2.0
<Electronic Arts>
・Harry Potter and the Chamber of Secrets(11月公開予定)
・James Bond:Nightfire(Die Another Dayが11月公開予定)
・Lord of the Rings:Fellowship of the Ring
・Lord of the Rings:The Two Tower(12月公開予定)
<Fox Interactive>
・Aliens vs. Predetor:Primal Hunt
<LucasArts>
・Star Wars Galactic Battleground:Clone's Campaigns
・Star Wars Galaxies
・Star Wars:Knights of the Old Republic
<Sierra/Universal>
・Jurrasic Park:Project Genesis
・The Thing
<Sony Online>
・Men in Black 2:Crossfire(7月公開予定)
<UBI Soft>
・Batman:Vengeance
・Tom Clancy's Sum of All Fears(5月末公開予定)
RTSは四天王が勢ぞろい
RTSの代名詞的な存在といわれるソフトは,
・Command&Conquer
・Warcraft
・Age of Empires
・Total Annihilation
の4作だ。E3 2002では,「Command&Conquer:General」「Warcraft 3」「Age of Mythology」の公開は決定していたが,ここに来てInfogramesが「Total
Annihilation 2」の制作を開始していることを公表した。どこまで情報が公開されるかは未知数なものの,RTS四天王が出揃うことになりそうだ。
Total Annihilationは,「Dungeon Siege」の制作者として日本でも知られているクリス・テイラー(Chris
Taylor)氏が手掛けた作品で,開発者が毎週1回新ユニットをアップロードするなど,ネットワークゲームの発展に大きく貢献したファン寄りのソフトとして,現在でも根強い人気がある。テイラー氏の在籍していたCavedog社がGT
Interactive社の傘下となり,やがてInforgramesに吸収されたという不遇な経緯があるだけに,今後の進展や誰が開発しているかなど気になる点が多い。
また,初の360度自由型の3D RTSとして知られる「Homeworld」の続編の情報だが,本誌がSierra Entertainment社の広報に聞いた話によると,表の会場でも"裏の部屋"でも公開はされないということだ。実は,16日にはHomeworldのファンフォーラムで開発者のメンバーを加えたチャットが行われており,発売は2003年の秋を予定し,MOD製作にも柔軟な仕様になることなどが紹介された。
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