アスク，“Fatal1ty”ブランドのOCZ製電源3モデルを販売開始

　アスクは，OCZ Technology Group製の電源ユニット「OCZ Fatal1ty PSU」シリーズ3製品，

• OCZ700FTY：電源容量700W，予想実売価格2万円前後
• OCZ550FTY：電源容量550W，予想実売価格1万2000円前後
• OCZ400FTY：電源容量400W，予想実売価格9000円前後

の取り扱い開始を発表した。

Fatal1tyの“トレードカラー”である赤に光る120mm角のファンを搭載。Fatal1tyロゴが筐体に浮かび上がるギミックも施されている

　その名のとおり，OCZ Fatal1ty PSUは，プロゲーマーの代名詞的存在といえるJohnathan“Fatal1ty”Wendel氏がプロデュースしたという製品シリーズだ。いずれも，電源変換効率の高さを測る目安となる「80 PLUS」認証を取得済みとなっている。
　ハイエンドのOCZ700FTYは，＋12Vラインがシングルレールで56Aと大容量。また，上位2モデルは，PCI Express用電源コネクタとして，6＋2ピン×1，6ピン×1を用意しており，6ピン×1仕様のグラフィックスカードを利用したNVIDIA SLIやATI CrossFireX，あるいは6＋6，8＋6ピン仕様のハイエンドグラフィックスカード×1をサポートするのも特徴だ。

　価格とコネクタ数などのバランスを考えるに，コストパフォーマンスは550WモデルのOCZ550FTYが最良かもしれない。
　なお，各モデルの主なスペックは下記のとおりである。

●OCZ Fatal1ty PSU 700W

• 型番：OCZ700FTY
• 電源容量：700W
• ＋12V容量：56A（シングルレール）
• ＋5V容量：30A
• ＋3.3V容量：28A
• −12V容量：0.5A
• ＋5VSB容量：4A
• ATXコネクタ：（20＋4）ピン×1
• CPU補助コネクタ：（4＋4）ピン×1
• PCI Express電源コネクタ：（6＋2）ピン×1，6ピン×1
• デバイス電源コネクタ：×8
• FDD電源コネクタ：×1
• Serial ATA電源コネクタ：×8
• 搭載ファン：120mm角（回転数不明）
• サイズ：150（W）×86（H）×160（D）mm
• 価格：2万円前後（税込）

●OCZ Fatal1ty PSU 550W

• 型番：OCZ550FTY
• 電源容量：550W
• ＋12V容量：25＋25A
• ＋5V容量：25A
• ＋3.3V容量：25A
• −12V容量：0.3A
• ＋5VSB容量：2.5A
• ATXコネクタ：（20＋4）ピン×1
• CPU補助コネクタ：4ピン×1，8ピン×1
• PCI Express電源コネクタ：（6＋2）ピン×1，6ピン×1
• デバイス電源コネクタ：×4
• FDD電源コネクタ：×1
• Serial ATA電源コネクタ：×6
• 搭載ファン：120mm角（回転数不明）
• サイズ：150（W）×86（H）×160（D）mm
• 価格：1万2000円前後（税込）

●OCZ Fatal1ty PSU 400W

• 型番：OCZ400FTY
• 電源容量：400W
• ＋12V容量：18＋18A
• ＋5V容量：25A
• ＋3.3V容量：25A
• −12V容量：0.3A
• ＋5VSB容量：2.5A
• ATXコネクタ：（20＋4）ピン×1
• CPU補助コネクタ：4ピン×1
• PCI Express電源コネクタ：6ピン×1
• デバイス電源コネクタ：×5
• FDD電源コネクタ：×1
• Serial ATA電源コネクタ：×3
• 搭載ファン：120mm角（回転数不明）
• サイズ：150（W）×86（H）×140（D）mm
• 価格：9000円前後（税込）