新作対応や不具合を修正したオプショナル版「AMD Software 25.3.2」が登場
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AMD Software 25.3.2で対応したのは,話題のステルスアクション「アサシン クリード シャドウズ」と,PC版が4月に発売予定の「The Last of Us Part II Remastered」だ。いずれもとくに性能向上はアピールしていない。
一方,最新のRadeon RX 9070シリーズを中心に,不具合の修正が行われている。今はRadeon RX 9000シリーズの安定性を高める時期ともいえるので,今後もOptional版ドライバのリリースが続くかもしれない。
Radeon RX 9070シリーズを利用しているゲーマーや,該当する不具合に悩まされているRadeonユーザーはAMD Software 25.3.2をインストールしてみるといいだろう。
なお,Optional版はAMD Software 25.3.1で新設されたAMD Install Managerのアップデート通知が現れない。インストールを行う場合はAMDの公式ドライバダウンロードページからインストーラを入手しよう。
AMDの公式ドライバダウンロードWebページ
●AMD Software 25.3.2の対応GPU
- Radeon RX 9070シリーズ
- Radeon RX 7000シリーズ
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon RX 7000M/7000Sシリーズ
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
●AMD Software 25.3.2の対応APU
- Radeon AI 300シリーズ
- Ryzen 9000シリーズ
- Ryzen 8000シリーズ
- Ryzen 7000シリーズ
- Ryzen 6000シリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Graphics(※RDNA世代以降)
●AMD Software 25.3.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAMD Software 25.3.1)
- Display Driver Version:24.30.31.04-250316a-413754E
-AMD -Soft ware -Adre nalin -Edi tion (←24.30 .31.03 -250 225a -412 790C -AMD -Soft ware -Adre nalin -Edi tion) - UI:2025.0316.2242.2052(←2024.1127.1945.2044)
- AMD Windows Driver version:32.0.13031.4034(←32.0.12033.5029)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D Driver:9.17.11.0279(←9.17.11.0272)
- OpenGL Driver:25.03.241127_5715cfc(←24.09.240702_2e2ba6f)
- Audio Driver:10.0.1.38
- Vulkan Driver:2.0.331(←2.0.317)
- Vulkan API:1.3.302(←1.3.292)
●AMD Software 25.3.2における最適化
- 記載なし
●AMD Software 25.3.2における新新要
- 記載なし
●AMD Software 25.3.2で解決した問題
- Radeon RX 9070シリーズで,MSAA x8を設定して「Counter-Strike 2」をプレイすると,ガンマ値が不正確になることのあった問題
- 「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」において,グラフィックス品質を「Very Ultra」に設定して,パストレーシングが有効になっていると,断続的にゲームがクラッシュすることのあった問題
- GPUOpenで提供している「AMD Display Library」を利用したサードパーティ製のツールでROP数を検出すると,誤ってROP数が64と報告されることのあった問題
- Radeon RX 9000シリーズにおいて,「Assetto Corsa Competizione」の性能が,本来より低いことのあった問題
- Radeon RX 6000シリーズなど一部のAMD製GPUで,ゲームプレイ中に[Alt+Tab]キーを押すと,断続的にシステムやゲームがクラッシュすることのあった問題
- 120Hz以上の高リフレッシュレートディスプレイを,HDMIで複数接続して利用すると,断続的にシステムやアプリがクラッシュすることのあった問題
- Radeon RX 9000シリーズにおいて,インストール済みのRadeon Softwareが,Windows Updateにより古いバージョンに上書きされることのあった問題
●AMD Software 25.3.2における既知の問題
- Radeon RX 9000シリーズなど一部のAMD製GPUでSteamVRを使用すると,メモリリークによりシステムがクラッシュすることがある。この問題が発生したユーザーは,SteamVRの設定で,Motion Smoothingをオフにすることを推奨するとのこと
- Windowsの表示言語が英語ではないとき,右[Alt+L]キー(※Anti-Lagのオンオフ切り替えホットキー)を押すと,AMD Softwareのパフォーマンスログ通知が表示されることがある
- 「Image Inspector」を有効化して「Marvel's Spider-Man 2」「Ratchet & Clank: Rift Apart」をプレイすると,AMD Softwareが断続的にクラッシュすることがある。この問題は,Image Inspectorを無効にすることで一時的に回避できる
- ドライバインストール直後に,Webブラウザ「Microsoft Edge」(以下,Edge)でYouTubeを視聴すると,本来より性能が低いことがある。この問題は,Edgeを再起動してYouTubeを開き直すことで回避できる
- Ryzen 7000シリーズ以降のRyzen CPUとAMD製GPUを組み合わせたシステムで,「AMD Cleanup Utility」使用後に,「AMDバグリポートツール」が断続的にポップアップすることがある
- 特定のノートPCにおいて,ドライバのインストールを完了後,内蔵Webカメラの起動に断続的な障害が発生することがある。この問題が発生した場合は,AMD Cleanup Utilityを使用してドライバをアンインストールしたうえで,AMD Software 24.12.1の使用を推奨するとのこと
- Radeon RX 7000シリーズなど一部のAMD製GPUで,一部のVRヘッドセットを使ってリフレッシュレート80Hzまたは90Hzに設定してゲームをプレイすると,表示のカクつきが見られることがある。リフレッシュレートを変更することで,この問題を一時的に回避できるとのこと
- AMD Install Managerを使用して,AMDのチップセットドライバをインストールすると,進行状況が0%と表示し続けられることがある
- Radeon RX 9000シリーズに(他のAMD製GPUから)アップグレードしたあとで,AMD Softwareのユーザーインタフェースで「AMD Chat」をインストールすると,進行状況が0%と表示し続けられることがある
- 関連タイトル:
AMD Software
- この記事のURL:
(C)2019 Advanced Micro Devices Inc.
提供:G123
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