小型ディスプレイ付きの10キーレスキーボードや多機能ホイール＆多ボタン搭載マウスなどがRazerから10月18日発売

　2024年10月10日，Razerは，ゲーマー向けキーボード「Razer BlackWidow V4 Pro 75％」や，ゲーマー向けワイヤレス＆ワイヤードマウス「Razer Basilisk V3 Pro 35K」などを10月18日に国内発売すると発表した。

BlackWidow V4 Pro 75％

　ラインナップと税込価格は以下のとおり。

• Razer BlackWidow V4 Pro 75％：10キーレスワイヤレス＆ワイヤードキーボード，4万9880円
• Razer Basilisk V3 Pro 35K：ワイヤレス＆ワイヤードマウス，2万6980円
• Razer Basilisk V3 35K：ワイヤードマウス，1万3980円
• Razer Kraken V4 X：ワイヤードヘッドセット，1万3970円

　BlackWidow V4 Pro 75％は，Razer独自のメカニカルキースイッチを採用する横幅が75％サイズの10キーレスキーボードだ。
　Razer独自の低遅延ワイヤレス接続「Razer HyperSpeed Wireless」と，Bluetooth 5.1接続にも対応。USBワイヤレスアダプタを使えば，ワイヤレス接続時にUSBレポートレート（ポーリングレート）4000Hzの高速通信も可能である。

BlackWidow V4 Pro 75％

　キーボード右奥側に，小型有機ELディスプレイとセットになった設定変更用ダイヤル「Razer Command Dial」を備える点や，キースイッチをユーザーが交換できる機能も特徴だ。

　Basilisk V3 Pro 35KとBasilisk V3 35Kは，13個のボタンを備える多ボタンマウスである。基本的には，Basilisk V3 Pro 35Kがワイヤレス＆ワイヤード対応で，Basilisk V3 35Kはワイヤード専用というのが大きな違いである。

Basilisk V3 Pro 35K

　多ボタン仕様に加えて，3種類の動作モードを使い分けられる「Razer Hyperscroll Tilt Wheel」を備える点も特徴だ。
　多ボタン仕様やHyperscroll Tilt Wheelといった特徴は，2022年に登場した「Razer Basilisk V3 Pro」と同様であるが，搭載センサーに，トラッキング解像度が向上した第2世代「Focus Pro 35K Optical Sensor」を採用するといったアップデートも行われている。

Basilisk V3 35K

　Kraken V4 Xは，2024年9月に国内発売したワイヤレス＆ワイヤードヘッドセット「Razer Kraken V4」のワイヤード専用モデルといった製品だ。

Kraken V4 X

　イヤーカップには，Razer製ヘッドセットでは定番の「TriForce 40mm Driver」を内蔵。未使用時には左イヤーカップに収納できるマイク「Razer Hyperclear Cardioid Mic」を備えているのも特徴である。
　なお，ワイヤレス対応のKraken V4は，Razer独自のバーチャルサラウンドサウンド機能「THX Spatial Audio」に対応しているが，Kraken V4 Xはこれに対応しておらず，別の7.1chサラウンドサウンド再生対応といった違いもある。

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