ドリフト現象を抑えるTMRスティック採用のスマートフォン＆タブレット向けゲームパッド「Razer Kishi V3」シリーズが6月20日に発売

　2025年6月13日，Razerは，スマートフォンやタブレットに装着して使う新型ゲームパッド「Razer Kishi V3」シリーズを6月20日に国内発売すると発表し，予約の受付を開始した。スタンダードモデルの「Kishi V3」に加えて，振動による触覚フィードバック機能「Razer Sensa HD Haptics」に対応した上位モデル「Kishi V3 Pro」と「Kishi V3 Pro XL」の計3製品をラインナップする。
　税込のメーカー想定売価は，順に1万6980円，2万4980円，3万2980円だ。

Kishi V3

　スタンダードモデルのKishi V3は，「iPhone 15」シリーズ以降のiPhoneに加えて，Samsung Electronicsの「Galaxy S24」シリーズや，Googleの「Pixel」シリーズなどのさまざまなAndroidスマートフォンに対応したゲームパッドだ。また，USB接続でPCでも利用可能なのもポイントだ。

PCとの接続にも対応する

　左右のアナログスティックにドリフト現象を抑えるTMR（Tunneling Magnetoresistance：トンネル磁気抵抗効果）スティックを採用したのが見どころとなっている。背面のグリップ部分には，機能割り当てが可能な2つの拡張ボタンを備える。

背面の拡張ボタン

　上位モデルのKishi V3 Proは，スマートフォンや，第6世代以降のiPad miniなど8インチサイズまでのタブレットにも装着できるゲームパッドだ。

タブレットにも装着できるKishi V3 Pro

　Razer Sensa HD Hapticsへの対応に加えて，背面だけでなく，ショルダーボタンの横にもさらに2つの拡張ボタンを搭載する。
　また，アナログスティックのキャップの交換に対応する点もKishi V3との目につく違いと言えようか。

ショルダーボタンの横にも拡張ボタンを備える

アナログスティックのキャップを交換できる

　Kishi V3 Pro XLは，Kishi V3 Proの大型モデルで，iPad ProやiPad Airなど10〜13インチサイズまでのタブレットに装着可能だ。

13インチサイズのタブレットにも装着できるKishi V3 Pro XL

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