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GIGABYTE,ゲーマー向けUltrabookを発表。「GeForce GT 650M」採用モデルと「GeForce GT 640M」採用モデルの2機種
なかでも4Gamer的に注目したいのは,U2442シリーズの2製品。U2442Vは「GeForce GT 650M」,U2442Fは「GeForce GT 640M」をそれぞれ搭載し,ゲーマー向けと位置づけられているのが特徴だ。今回は都内で開催された発表会の内容を中心にお伝えしてみたい。
ストレージには,容量128GBでmSATA接続のSSDと容量750GBの2.5インチHDDとの2ドライブ構成を採用したことで,転送速度と容量を確保したとChou氏は言う。
そのほか,USB 3.0ポート×2,USB 2.0ポート×2, HDMI出力端子に加えD-Sub 15ピン出力端子,SDカードスロットなど,I/Oポートが充実しているのもポイントといえるだろう。
重量が1.69kgと少々重めなので,外出時に持ち歩くのは少し厳しいかもしれないが,家の中での持ち運びを想定した3Dオンライン用ゲームPCとしてはいいかもしれない。
ちなみに会場では,U2442Vとテレビを接続し,「コール オブ デューティ ブラックオプスII」をプレイするデモが披露されていた。そこそこ高めの画質設定ながらフレームレート25fps前後で動いていたので,設定を下げればU2442シリーズでもプレイできそうである。
Chou氏によれば,U2442シリーズは12月中の発売を予定しており,U2442Fから順次出荷されるとのこと。価格は10万円程度からとなる模様だ。
販売自体はサードウェーブデジノスが担当し,全国のドスパラ店頭や,ドスパラ通販サイトで購入できるようになるという。また,BTOによるカスタマイズに対応し,HDDのみの構成やSSDのみの構成などを選ぶことも可能になるそうである。サードウェーブデジノスによれば,SSDとHDDの構成を選択した場合には,Ultrabookの仕様に準拠し,SSDはHDDのキャッシュとして実装されるとのことだった。
●U2442シリーズの主なスペック
- CPU:Core i7-3517U/1.9GHz(L2キャッシュ容量256KB×2,L3キャッシュ容量4MB,Intel Turbo Boost Technology有効時の最大動作クロック3GHz)
- マザーボード:Mobile Intel HM77 Express搭載
- メインメモリ:PC3-12800 DDR3 SDRAM SO-DIMM 2GB×2(※BTOで4GB×2の構成も選択可能)
- GPU:GeForce GT 650M(グラフィックスメモリ容量2GB,U2442V),GeForce GT 650M(グラフィックスメモリ容量2GB,U2442F)
- ストレージ:SSD(容量128GB,mSATA接続,転送速度未公開)+HDD(容量750GB,回転数5400rpm,転送速度未公開)(※BTOでSSDのみやHDDのみの構成が選択できるほか,容量1TBのHDDを選ぶことも可能)
- 光学ドライブ:なし
- 有線LAN:1000BASE-T
- 無線LAN:IEEE 802.11g/n準拠
- サウンド機能:オンボード+内蔵スピーカー
- ディスプレイ:14インチ液晶,1600×900ドット,ノングレア(非光沢)タイプ
- 入力機器:日本語キーボード,タッチパッド
- そのほかの主な搭載機能:130万画素Webカメラ,SDカードリーダー
- 本体サイズ/重量:339(W)×233(D)×18.5〜20.8(H)mm/1.69kg
- OS:64bit版Windows 7 Home Premium
- 付属品:とくになし
U2442V製品紹介ページ(英語)
U2442F製品紹介ページ(英語)
ディスプレイ部が回転してタブレットになるUltrabookや
ピュアタブレット型PCを2013年に発売
そのほか今回の発表会では,ディスプレイ部を回転させてタブレットのようにもなる,いわゆるコンバーチブル型のU2142と,ピュアタブレット型のS1082も発表されている。これら2モデルについては,日本国内での販売経路が未定とのことで,2013年の発売予定としか決定していない。また,価格も未定だそうだ。
U2142製品紹介ページ(英語)
S1082製品紹介ページ(英語)
日本ギガバイト公式サイト
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