Microsoft，Vistaの「Service Pack 1」を3月にリリース予定と発表

　Microsoftは北米時間の2月4日，Windows Vistaの大規模アップデートとなるService Pack 1（SP1）が完成したと発表した。当面はPCメーカーなどに供給され，エンドユーザーに公開されるのは3月になる予定。SP1には，英語版のほか，フランス語版，ドイツ語版，スペイン語版，そして日本語版が用意されている。
　SP1の導入によってPCの処理速度が上昇し，また信頼性や互換性がより高くなるとのこと。リリース直後から，主としてソフトウェアの互換性が問題になってきたVistaだが，これは将来を考えて基本アーキテクチャにさまざまな変更を施した結果であり，これらのアーテクチャ変更によってVistaユーザーは多くのメリットを享受できたものの，同時にいくつかの問題を抱えることになったと発表は続く。SP1は，そうした問題を解決する可能性があるということだ。
　ここ一年，Vista対応のソフトウェアは増え続け，例えばトップセールスに入る100タイトルのうち，98タイトルまでがVista版を発表するなど，そうした状況は改善されているとのこと。Windows Vistaの販売本数はすでに1億本以上に達しているとも書かれている。
　このように，SP1のメリットがさまざま利点が述べられているのだが，ゲーマーにとって一番気になるのは，やはりゲームとの互換性がどれくらい高まったかという点だ。こればかりは，実際にチェックするまでは分からないし，また発表中に触れられてはいないのだが，詳しくは公式サイトを参照しよう。