
ニュース
「Steam」,2024年を振り返る詳細レポートを公開。人気の新作をきっかけに登録したユーザーを,手厚い機能で定着化
![]() |
プラットフォームの成長は,人気の新作にも支えられている。2023年の人気20作品によって,新しく170万人がSteamに登録し,きっかけとなったゲーム以外についても合計1億4100万時間以上遊ばれたという。新規ユーザーは,ゲーム内コンテンツの購入に2000万ドル(約29.7億円),有料ゲームやDLCに7300万ドル(約108億円)費やした。
2024年には,体験版用ストアページの追加やゲームの録画共有機能,サードパーティのイベント作成機能の改善など,利用者にはさまざまなゲームと出会えるきっかけを,開発者やパブリッシャには顧客にアプローチしやすい仕組みを提供し,プラットフォームの利用者を定着化させていった。
![]() |
![]() |
![]() |
2024年の新作リリースについては,年間収益は2014年からほぼ10倍に増加した。収益が25万ドル(約3700万円)を超えたのは500タイトル以上(前年比27%増),さらに100万ドル(約1.48億円)を超えたのは200タイトル以上(前年比15%増)となった。
![]() |
Valveが展開するハンドヘルドPC「Steam Deck」の売上も好調で多くのユーザーを獲得している。Steam Deckで「プレイ可能」または「確認済み」のレーティングを受けたゲームは約1万7000本,2024年におけるSteam Deckでのプレイ時間は3億3000万時間(前年比64%増)となった。
Steamworks Development
Steam−2024年の振り返り
Steamの最大同時オンラインユーザ数が4000万人を突破。最新作「モンハンワイルズ」や根強い人気の「CS2」「Dota 2」などがけん引か

SteamDBは2025年3月2日,Steamの同時オンラインユーザ数が4000万人に到達したと明らかにした。Steamのサービス開始以降,過去最大の同時接続人数である。このうちゲームをプレイしている人数は,1200万人以上を記録している。
今年Steamでプレイしたゲームの本数や実績達成数などを振り返る「Steamリプレイ2024」公開。Steamerの1年を振り返ろう

Valveは本日(2024年12月19日),「Steam」でプレイしたゲームの振り返りができる「Steamリプレイ2024」を公開した。年間で何本のゲームをプレイしたか,そのうち新作は何本,プレイ時間の割合はどのくらい,といったさまざまなデータを確認できる。
「Steam」で「Steam以外」が主催するセールに参加する時の流れや,主催する方法をまとめた新ドキュメント公開

Valveは本日(2024年12月12日),「Steam」でのサードパーティーによるセールイベントについて,主催方法や参加方法の詳細をまとめた新しいドキュメントを公開した。サードパーティーイベントは,主催用ツールが公開された2020年から約3000件開催されており,注目を集めている。
「Steam」,自動アップデートのタイミングをまとめて設定可能に。常に最新状態にしたり,次にプレイするまで保留したりできる

Valveは本日(2024年12月12日),「Steam」のクライアントアップデートを実施し,インストール済みゲームの自動アップデートタイミングを調整する機能をベータ版として公開した。「Steamに任せる」「すぐにダウンロードする」「ゲームを起動するまで待つ」という設定から,まとめて変更できる。
Steamに新機能「ゲームレコーディング」が実装。ショートカットキー1つで簡単にゲームプレイを録画でき,非Steamタイトルにも対応

Valveは本日(2024年11月6日),PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」でクライアントのアップデートを実施し,新機能「ゲームレコーディング」を実装した。ゲームレコーディングは,Steamオーバーレイによってゲームプレイを簡単に録画し,ハイライトのキャプチャーなどを行えるというものだ。
「Steam」,ストアページの説明を直感的に編集できるビジュアルエディタを実装。Wordなどの下書きもそのままコピペできるように

Valveは本日(2024年9月20日),「Steam」の開発者向け機能をアップデートし,ストアページの説明を作成および更新するときに,「どのように表示されるか」を確認しながら作業できるビジュアルエディタを追加した。
家族機能をリニューアルした「Steamファミリー」が登場。子どもからのリクエストで簡単にゲームを買ってあげられるように

Valveは本日(2024年9月12日),「Steam」にて家族間でゲームを共有したり,子どもがプレイするコンテンツやプレイ時間を制限したりできる機能を持つ「Steamファミリー」のサービスを開始した。
「Steam」の関連ゲーム表示機能がアップデート。デベロッパがおすすめしたいゲームやDLCを発掘しやすくなるかも

Valveは本日(2024年8月30日),同社が運営中の「Steam」のストアページで,特定のゲームやDLCをハイライトする新機能を実装した。デベロッパは,各ゲームの説明の下に「デベロッパ」「パブリッシャ」「フランチャイズ」それぞれの作品を並べたり,おすすめしたいDLCを強調表示できる。
「Steam」,ネットミームやAAなどの“おもしろレビュー”よりも,購入時の参考になるレビューを上位に表示する新システムを導入

Valveは本日(2024年8月15日),同社が運営する「Steam」のレビューについて,参考になるレビューを優先する新システムを導入した。ネットミームやアスキーアートなど,おもしろいけど購入時の参考にならないレビューの露出頻度を低下させ,新規プレイヤーが購入の検討をしやすくなった。
「Steam」,ストアページの画像サイズを2倍に変更。高解像度デバイスの普及に合わせ,ロゴ付き画像などがきれいに

Valveは本日(2024年8月7日),同社が運営する「Steam」のストアページの画像サイズを,現在の仕様から2倍の大きさに仕様を変更したと発表した。Steam Deck OLEDなどをはじめ,高解像度のモニターやデバイスの普及に合わせ,より良いサービスを提供するための変更である。
「Steam」,体験版機能の大型アップデートを実施。体験版専用のストアページやライブラリ登録機能が追加

Valveは本日,同社が運営する「Steam」の体験版機能について大型アップデートを行ったと発表した。体験版専用のストアページを用意できるようになり,公開すると無料ゲームと同じように扱われる。露出の機会が増えるので,面白いゲームを発掘しやすくなりそうだ。
Steamの最大同時接続数が3464万人を達成。「Counter-Strike 2」が同時接続数138万人に到達,「HELLDIVERS 2」も接続数に大きく貢献

Valveが公開している「Steam Chart」によると,2024年3月3日にSteamの最大同時接続数が3464万人を達成したことが明らかになった。同日に最もプレイされたゲームとして「Counter-Strike 2」が同時接続数138万人に到達。有料ゲームでは「HELLDIVERS 2」がチャートの上位にランクインしている。
- 関連タイトル:
Steam
- この記事のURL:
(C)2019 Valve Corporation.All rights reserved.