NVIDIAのAICパートナー各社からGeForce 9800 GTXカードが続々と発表に

　2008年4月1日の「GeForce 9800 GTX」発表に合わせて，NVIDIAが「AICパートナー」（AIC：Add In Cards）と呼ぶカードベンダー各社から，同GPUを搭載したグラフィックスカードが一斉にリリースされた。早いものは明けて2日から販売が始まる予定だ。
　新製品ラインナップの価格は，3万円台後半から4万円台前半。コストパフォーマンス重視のラインナップになっているが，本稿では情報あるいはニュースリリースの届いた順番に紹介していこう。
　なお，原稿執筆時点で情報を入手できた新製品のハードウェアスペックは基本的にリファレンスどおりとなっているので，詳細をチェックしたい人は別途掲載している解説記事やレビュー記事を，ぜひ併せてチェックしてほしい。

●発表された製品に共通の仕様

• コアクロック：675MHz
• シェーダクロック：1.688GHz（※玄人志向とFORSAは未公開）
• メモリクロック：2.2GHz相当（実クロック1.1GHz）
• グラフィックスメモリ容量：GDDR3 512MB
• 外部インタフェース：デジタル/アナログRGB（DVI-I）×2，高解像度アナログビデオ出力

●Leadtek Research（メーカーWebサイト）
製品名：WinFast PX9800 GTX
問い合わせ先：アスク（販売代理店）　TEL：03-5215-5650

　英語版「Neverwinter Nights 2」フルバージョンをバンドル。4月2日発売予定で，予想実売価格は4万4000円前後だ。



●PINE Technology（XFX）（メーカーWebサイト）
製品名：PV-T98F-YDF
問い合わせ先：シネックス（販売代理店）　info@synnex.co.jp

　DVI−HDMI変換コネクタ＆DVI−D-Sub変換コネクタが付属。4月上旬発売予定で，予想実売価格は4万4000円前後となる。



●玄人志向（メーカーWebサイト）
製品名：GF9800GTX-E512HW
問い合わせ先：玄人志向　http://kuroutoshikou.com/

　4月1日出荷開始。予想実売価格3万9800円前後と，4万円を下回るのが魅力だ。DVI−HDMI変換アダプタが付属する。



●Albatron Technology（メーカーWebサイト）
製品名：9800GTX-512X（国内製品名：Albatron 9800GTX 512MB，国内型番：9GP98GTXD3-R00N-10B1）
問い合わせ先：アスク（販売代理店）info@ask-corp.co.jp

　変換アダプタによるHDMI出力をサポートしたリファレンスモデル。4月1日以降の出荷開始予定で，予想実売価格は4万円台前半となっている。



●PC Partner（ZOTAC）（メーカーWebサイト）
製品名：ZOTAC GeForce 9800GTX（国内型番：ZT-98XES2P-FSP）
問い合わせ先：アスク（販売代理店）info@ask-corp.co.jp

　英語版「Lost: The Video Game」フルバージョンをバンドル。DVI−HDMI変換アダプタも付属する。4月1日以降の出荷開始予定で，予想実売価格は4万3000円前後。



●Geniman International（FORSA）（メーカーWebサイト）
製品名：9800GTX-512M-3-256-N
問い合わせ先：ファスト（販売代理店）　support@fastcorp.co.jp

　香港のグラフィックスカードブランド「FORSA」新製品。予想実売価格は3万6800円前後と，非常に安価だ。4月3日から店頭販売が始まる見込みとなっている。