RX 560搭載グラフィックスカード計2製品がASUSから発売に。GeForce RTX 4060 Ti搭載クリエイター向けカードも登場

　2023年8月10日，ASUSTek Computer（以下，ASUS）の日本法人であるASUS JAPANは，AMDのデスクトップ向けGPU「Radeon RX 560」を搭載したグラフィックスカード「ROG Strix Radeon RX 560 V2 4GB GDDR5」と「Dual Radeon RX 560」を8月11日に発売すると発表した。いずれも2連ファン搭載の独自クーラーを採用するのが特徴だ。
　税込のメーカー想定売価は，順に1万2180円，1万1180円となっている。

ROG Strix Radeon RX 560 V2 4GB GDDR5

Dual Radeon RX 560

　Radeon RX 560は，2017年に登場したエントリー〜ミドルクラス市場向けのGPUで，第4世代のGCNアーキテクチャをベースとした製品だ。2023年にもなってRadeon RX 560搭載グラフィックスカードの新製品が発売となるのは驚くが，どちらかといえばゲーム用というよりも，安価にマルチディスプレイ環境を構築したいなどの用途に向けたものと言えようか。

　また，ASUSは，NVIDIAのデスクトップ向けGPU「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載したグラフィックスカード「PROART-RTX4060TI-O16G」も8月11日に発売すると発表した。クリエイター向け製品ブランド「ProArt」の製品で，静音性を重視した3連ファンクーラーを搭載するという。加えて，カードの厚みが2.5スロット幅と，比較的薄いので幅広いPCケースに搭載できそうだ。
　税込のメーカー想定売価は，9万2800円となっている。

PROART-RTX4060TI-O16G

ASUSのROG Strix Radeon RX 560 V2 4GB GDDR5製品情報ページ（英語）

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