韓国で第3次CBTが行われた「ArcheAge」，CryENGINE 2パワーを感じさせるキャラ作成画面をムービーで紹介しよう

　日本ではゲームオンからサービスされることが決まっているMMORPG「ArcheAge」。先日，韓国で行われた第3次クローズドβテストに参加する機会があったので，目に付いたところを紹介してみよう。

　ArcheAgeは，CryENGINE 2を使って作られたMMORPGである。制作は，「リネージュ」「風の大陸」などを手がけ，韓国内では「リネージュの父」と呼ばれるジェイク・ソン氏が率いるXLGamesだ。氏のもとに集まった優秀なスタッフによってArcheAgeは作られている。
　すでに4Gamerでは何度かこのゲームを紹介しているのだが，戦闘に明け暮れるというよりも，それ以外の部分に力を入れている節があり，公開されているムービーでも船を建造しての海戦や家の建築などといった要素が目を引く。ありきたりなゲームに飽きている人は要注目のタイトルといえるだろう。

　さて，今回はこのゲームのキャラクターの見た目の部分だけ取り上げてみたい。実はこのゲーム，見た目以外のキャラクター作成部分の作り込みにも力が入っているのだが，それは後日のCBTレポートで紹介したい。現時点で，こと表現力では最強といってよいCryENGINE 2によるビジュアルということで，キャラクター作成には期待がかかるところだが，その実力はいかほどのものだろうか？　まず，じっくりムービーをご覧いただきたい。


　ArcheAgeのキャラクター作成では，まず種族を選択する。人間型，エルフ型，獣人型の3タイプでそれぞれ男女が選択できる。次に，基本的な顔，肌の色，髪型，髪の色，特徴などを指定していく。どれもパーツ選択式なので，自由度はさほど大きいとはいえない。傷跡や刺青の配置だけは妙に自由度が高い。位置，大きさ，角度などを自由に設定して配置できる。これは新しい。


　個人的には，もう少し選択肢やカスタマイズ要素があったほうが嬉しいのだが，逆に要素を限定しているだけあって，それぞれの完成度はかなり高いといえる。また，キャラエディット画面でも，微妙な表情や目の動きなどに，「このゲームはちょっと違うぞ？」といった印象を受ける人も多いだろう。

　ゲーム内でも細かな部分の作り込みが目立っているのだが，そのあたりについては続報でお伝えすることにしたい。お楽しみに。