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Intel,Nehalem世代のノートPC用CPU「Core i7 Mobile Processor」と対応チップセット「PM55」を発表
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印刷2009/09/24 14:46

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Intel,Nehalem世代のノートPC用CPU「Core i7 Mobile Processor」と対応チップセット「PM55」を発表

 2009年9月24日,Intelの日本法人であるインテルは,ノートPC向けクアッドコアCPUの新製品,「Core i7 Mobile Processor Extreme Edition」「Core i7 Mobile Processor」2モデル3製品を発表した。開発コードネーム「Clarksfield」(クラークスフィールド)とされてきた,Intel Microarchitecture(Nehalem)世代初のノートPC用CPUで,いずれも「Intel Hyper-Threading Technology」(以下,HTT)や「Intel Turbo Boost Technology」(以下,Turbo Boost)がサポートされている。
 プロセッサナンバーと動作クロック,1000個ロット時の単価(※PCメーカー向けの単価で,店頭想定売価ではない)はそれぞれ以下のとおりだ。

  • Core i7-920XM Extreme Edition/2GHz:10万2320円
  • Core i7-820QM/1.73GHz:5万3010円
  • Core i7-720QM/1.60GHz:3万5340円

 規定クロックが低い点に気づいた人も多いだろうが,Core i7 Mobile Processorでは,Turbo Boostにより,動作クロックは最大で75%引き上げられる。より正確を期すと,Core i7-920XM Extreme Edition(以下,Core i7-920XM)では,規定倍率15倍のところが24倍(約60%),Core i7-820QMでは同13倍→23倍(約75%),Core i7-720QMでは同12倍→21倍(約75%)といった具合。限られたTDP(Thermal Design Power)のなかで,相当アグレッシブに,動作クロックは切り替えられることになるようだ。そのTDP値は,Core i7-920XMが55W,Core i7-820QM&720QMが45Wとなっている。

 そのほか,Core i7-720QMのみ,L3キャッシュ容量が6MBに削られているのを除くと,主な仕様は「Lynnfield」コアのCore i7-800&i5-700番台に準じる()。対応チップセットが「Mobile Intel PM55 Express」で,外部接続のGPUが必要となることも考えると,どちらかといえば,エントリーミドルクラス以上の3D性能を持ったノートPCが,新製品のターゲットとなりそうだ。

画像集#001のサムネイル/Intel,Nehalem世代のノートPC用CPU「Core i7 Mobile Processor」と対応チップセット「PM55」を発表


  • 関連タイトル:

    Core i7 Mobile Processor(クアッドコア)

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    Intel 5

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