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GeForce GTX 400
  • NVIDIA
  • 発表日:2010/03/26
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「GeForce GTX 460 SE」がひっそりと登場。CUDA CoreはGTX 460比で48基少ない288基に
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印刷2010/11/15 23:00

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「GeForce GTX 460 SE」がひっそりと登場。CUDA CoreはGTX 460比で48基少ない288基に

「SE」という文字が目立つ製品ボックス。ただ,カード側のGPUクーラー部は「GeForce GTX 460」表記のままになっているようだ。カードサイズは210(W)×111(D)×37(H)mmで,ZOTAC製のGTX 460カード従来製品と同じ。外部出力インタフェースはDVI-I×2,DisplayPort×1,HDMI×1だ
画像集#002のサムネイル/「GeForce GTX 460 SE」がひっそりと登場。CUDA CoreはGTX 460比で48基少ない288基に
画像集#003のサムネイル/「GeForce GTX 460 SE」がひっそりと登場。CUDA CoreはGTX 460比で48基少ない288基に
 2010年11月15日23:00,ZOTAC International(以下,ZOTAC)から,「GeForce GTX 460 SE」(以下,GTX 460 SE)というGPUを搭載するグラフィックスカード「ZOTAC GeForce GTX460 SE 1GB GDDR5 PCI-E Dual slot Dual DVI+DP+HDMI」(型番:ZT-40409-10P,以下型番表記)が登場した。これは,ZOTACの販売代理店であるアスクが国内発売をアナウンスしたことで,明らかになったものだ。
 NVIDIAからこれといった報道発表はなされていないので,俗に言う「Silent launch」(サイレントローンチ)ということになる。

 さて,これは何なのかという話になるが,端的にまとめると,グラフィックスメモリ1GB版「GeForce GTX 460」(以下,GTX 460 1GB)をベースに,CUDA Coreの数を48基――つまりStreaming Multi-processor 1基分――削減しつつ,動作クロックも引き下げた製品である()。

 現在NVIDIAは,GTX 460 1GBとグラフィックスメモリ768MB版GeForce GTX 460(以下,GTX 460 768MB)の北米市場における想定売価をそれぞれ199ドル,169ドルとしているが,同社に確認したところ,GTX 460 SEは,「GTX 460 768MBと同じ価格帯」(NVIDIA)に投入されるとのこと。「基本的には(CUDA Core数が多く,動作クロックも高い)GTX 460 768MBが性能で上回るものの,グラフィックスメモリ容量がフレームレートを左右するケースでは,GTX 460 SEが有利」といった位置づけになっているという。
 「SE」が何の略なのかはともかく,製品名で区別できるようになっている点は,店頭でいたずらに混乱を招かないという観点から,相応に歓迎できるかもしれない。

GTX 460 SEの北米市場における想定売価は,あくまでも「GTX 460 768MBと近いレベル」。169ドルと明言されてはいない
画像集#004のサムネイル/「GeForce GTX 460 SE」がひっそりと登場。CUDA CoreはGTX 460比で48基少ない288基に

 なお,ZT-40409-10Pの動作クロックはコア680MHz,シェーダ1360MHz,メモリ3400MHz相当なので,メーカーレベルのクロックアップ品ということになる。
 アスクによれば,即日出荷とはならない見込み。価格も現時点では未定だ。


NVIDIAの製品情報ページ(GTX 460 SEが追加されている)
ZOTAC
アスク
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