日本サービス発表の日は意外と近い？　馬上戦闘に特化したMMORPG「Carpe Diem2」，最新プレイムービーからその特徴をチェックしよう

　先日「こちら」の記事でお伝えした，「Cardinal Saga」の後継作あたる「Carpe Diem2」のプレイムービーを入手したので紹介しよう。


　デベロッパであるGNI SOFTが公開したこのムービーでは，騎士，ウォーリア，アーチャー，マジシャンといった，本作に登場する職業の特徴が紹介されているほか，馬を含むさまざまな騎乗ペットを確認できるのが見所といえるだろう。
　ムービーの中盤には，獲得したプーパ（Pupa，本作のペットのこと）の卵を孵化させるため，プーパマスターの元を訪れるシーンが登場，卵から雪だるま型のプーパが誕生する瞬間を見ることができる。同社から入手した資料には，そのほかにもオオカミ型，猫型，妖精型など多様なペットが存在するとのことだ。


　また最大50人vs.50人の大規模戦闘が可能な騎士団システムも，本作の大きなウリの一つだ。ムービーでは騎士団の仲間達と共に，戦場へ突撃するシーンを見ることができる。
　GNI SOFTの関係者によれば，騎士団の戦闘は「騎士団コマンドシステム」を使うことで，より拡張されたものになるらしい。騎士団コマンドは全部で4種類で，さまざまな陣形が用意されている。
　近接攻撃キャラクターが多い騎士団の場合に適合した，逆V字形の陣形の「Assault Storm」，防御に優れた「Defense Circle」，鶴翼陣と類似した形で，遠距離攻撃キャラクターが多い場合に適する「Concentric Fire」，等号（＝）形で前方には近接キャラクター，後方には遠距離攻撃キャラクターを配置した「Balance Equality」といった具合だ。


　ムービーの最後にちらっと登場するのは，魔神の魔法で病魔に冒されている主人公の妹と，その復讐に燃える主人公だ。
　GNI SOFTが公開している本作のストーリーラインは，貪欲と破壊の大魔王「ルード」が72体の魔神を従えて，平和の国「ヘイドワールド」を侵攻するというもの。これに対抗するために立ち上がった4人の英雄が，彼らに立ち向かうというシナリオだ。
　注目したいのは，72体の魔神がそれぞれのエピソードを持っていることで，サービスが開始されれば順番にこれが実装されていき，家庭用ゲームライクなステージクリア型のプレイフィールが提供されることになるという。


　GNI SOFTの社長，Park，Won Beom氏は4Gamerの取材に対し，「最近日本の多数のパブリッシャからオファーがあり，もしかすると韓国より先に，日本でサービスが開始されるかもしれません」と言い，「開発の進捗はますます進んでおり，現状なら今年（2010年）夏頃には，日本市場でCBTができるかもしれない」とコメントしている。