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印刷2011/02/12 12:00

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【PR】「バレットストーム」で,ワイプ ゼム アウト。どうかしている凶悪兵器とスキルショットのコンボで,ポイントを荒稼ぎしよう

画像集#022のサムネイル/【PR】「バレットストーム」で,ワイプ ゼム アウト。どうかしている凶悪兵器とスキルショットのコンボで,ポイントを荒稼ぎしよう

 エレクトロニック・アーツが,2011年2月24日(木)のリリースを予定している「バレットストーム」PC/PlayStation 3/Xbox 360)。本作は,「Gears of War」シリーズや「Unreal Tournament」シリーズなどで,とくに欧米のコアゲーマーからの強い支持を受けているゲームメーカー,Epic Gamesが制作するSFテーマのFPSだ。
 開発の中心は,Epic Games傘下のPeople Can Flyが受け持っており,同社は2002年にリリースされた「Painkiller」のカルト的な人気で,こちらもコアなファンによく知られている。

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 本作のスタッフには,Gears of Warシリーズで一躍トッププロデューサーの仲間入りを果たしたEpic GamesのCliff Bleszinski(クリフ・ブレジンスキー)氏が名を連ねており,プロモーションムービーなどに登場しては,このバレットストームがどれほど「どうかしたタイトル」なのかを強調している。
 ごついプロテクターを身に付けた主人公達や,群がる敵を重火器で次々に打ち倒していくところは,確かにGears of Warシリーズを彷彿とさせるが,実際のゲーム性はほぼ正反対で,カバーポジション? なにそれおいしいの? という戦いが繰り広げられるのだ。

 北米での発売日は,2011年2月22日で,つまりそれからほとんど日をおかずに日本でもプレイできるわけだが,欧米では2月にリリースされるタイトルの中でも,トップを争う期待作になっている。
 プロモーションも話題で,過去の話題作のプロモーションムービーをパロったムービーを制作/公開したり,「Duty Calls」いう,どう見ても人気FPSシリーズを思わせるタイトルを付けた,内容的にはかなり微妙なゲームをわざわざ制作したりと,そのアナーキーぶりが光っている(関連記事)。
 やるなあ,もう。こりゃ,欧米各メディアの注目度は上昇する一方なのも当然ってものだ。

2月24日発売の「バレットストーム」のことを,ただのFPSだと思ったら大間違い。銃弾の嵐をかいくぐり,思う存分デストロイ!

「バレットストーム」公式サイト

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 ゲームは今から500年後の世界が舞台。主人公のグレイと相棒のイシが,宿敵サラノ将軍に追われて不時着した謎の惑星ステージアは,かつてはそれなりの文明を持っていたようだが,現在は,人ともクリーチャーともつかない連中がうろつく危険な場所になっている。
 巨大なモンスターも登場したりして,果たして,この星で何が起きたのか気になるところだが,いずれにしろ2人は,なんとかサラノ将軍を倒し,この惑星から脱出しなければならない……というのがおおざっぱなストーリーだ。
 以前にも紹介したように,グレイは典型的な自己中で,しかもキレやすく,キレると後先考えずに行動するという,従来のゲームの主人公には,ほとんど見られなかったような人物だ。プレイヤーはそんなやっかいな彼に扮して,ゲームを進めていくことになる。

 というわけで,1月15日に掲載した記事に続いて,今回もまたバレットストームの紹介をしたいと思う。
 前回は本作の概要と,最大のユニークポイントである「スキルショット」まわりについて話したが,今回はもうちょっと細かい話が中心だ。新規公開されたスクリーンショットも掲載しているので,そちらもどうぞ。

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「エコーズ」と「アナーキー」で

世界中のプレイヤーを相手に競い合え


 さて,前回も紹介したとおり,バレットストームは最近流行の,遮蔽物の背後に隠れて中,長距離から撃ち合うというリアルFPSの系譜には属していない。むしろ,最近ではタイトル数が減りつつあるスポーツ系FPSに近いだろう。
 敵の攻撃もなんのその,相手との距離をダッシュで瞬時に詰め,積極的に攻撃を繰り出していくというタイプだ。もちろん,敵も撃ってくるから,ゲーム画面には無数の弾丸が飛び交うことになり,これこそまさに“銃弾の嵐”(Bullet Storm)である。
 Painkillerの持っていた,あの撃ちまくり感が濃厚で,以前も書いたと思うが,リアリティよりも爽快感が優先されたゲームデザインなのだ。

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 そんなバレットストームには,シングルプレイとマルチプレイが用意されている。シングルプレイには「キャンペーン」と,「エコーズ」があり,キャンペーンはストーリーに沿ってゲームを進めていくというおなじみのもの。一方のエコーズは,キャンペーンで終わらせたマップに再挑戦し,フレンドや,世界中のプレイヤーとスコアを競うというものだ。
 エコーズの場合,開始前に武器の選択が可能になっているので,キャンペーンとはまた違ったアプローチを試すことができる。キャンペーンではうまくできなかった,あんな殺り方や,こんな殺り方に挑みながら,自分の腕を上げられるというわけだ。
 さまざまなスキルショットを使いこなして華麗かつ残酷に敵を倒すほど高いポイントがもらえるのは,あらためて言うまでもないところだろう。敵に倒されてゲームオーバーになるか,所定のポイントに到達するとエコーズは終了となる。
 マップのあちこちにある「ドロップキット」の使用も可能で,ここで弾薬の補給ができるが,キャンペーンと異なりアクセスできるのは「ドロップショップ」だけとなる。

  ■エコーズのマップと敵
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 ちなみに,以前にも紹介したとおり,ドロップキットはゲームの「お役立ちステーション」で,ここにアクセスすることで,武器のグレードアップや使用武器の切り替え,スキルショット・データベースのチェックなどが行える。

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 マルチプレイは,「アナーキー」と名づけられており,これには最大4人のプレイヤーが参加できる。アナーキーの基本はCo-op(協力モード)で,次々と襲ってくる敵の集団を,仲間と協力して撃ち倒していくというものだ。
 敵は「ウェーブ」と呼ばれる波状攻撃を仕掛けてくるのだが,問題は敵を倒すことよりも,むしろ高いスコアを獲得するところにある。
 つまり,ウェーブごとに目標となるスコアが決まっているのだが,敵の数には限りがあり,漫然と撃ち倒しているだけでは,目標値に達しない可能性があるわけだ。スコアが不足すれば,もちろん終了となる。
 したがって,スキルショットを多用したクリエイティブな倒し方が要求されるわけで,仲間同士協力し合って,なるべくムゴくいかなければならない。1人が敵の尻を蹴り上げて宙に浮かし,もう1人がそいつの喉元に弾丸を叩き込む……いやいや,そんなの誰でも思いつく。トゲトゲのサボテンや高い崖,発電機といった凶悪なセッティングを最大限利用して,ポイントをごっそり稼ぎたいところだ。
 また,マルチプレイだけに用意された「ブラッド・シンフォニー」の有効活用も重要だ。ブラッド・シンフォニーは,一定のポイントが溜まることで発動できる特殊状態で,いわゆる“バーサーカーモード”である。有効時間は短いものの,その間,キック,スライディング,リーシュ(電磁ムチ)を当てるだけで敵を倒すことが可能になるという,まさに,“鮮血のシンフォニー”。
 マルチプレイではまた,「兵舎」でグローバルランキングを確認したり,マルチプレイで使用する自分のキャラクターのカスタマイズを行ったり,プレイデータを見たりすることができ,シングルプレイとはまた違った本作の魅力を味わえるはずだ。

  ■アナーキーモードのプレイシーン
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 このように,現在のところマルチプレイモードは1種類しかないが,今後ダウンロードコンテンツなどで増えていく可能性はある。もっとも,「多彩なマルチプレイモード」が用意してあったとしても,個人的な経験でいえば,そのうちの一つか二つばかりをプレイしがちな場合が多い。
 ならばいっそのこと,力の入ったモードを一つだけ,というのは考え方として正しいかもしれない。そういうことにしておこう。


どうかしてる凶悪武器を使いこなして

ヤツらをミンチにしてやれ


 冒頭でも書いたように,バレットストームは遮蔽物の背後から身を乗り出して反撃するといったスタイルのFPSではなく,メガトン級の重火器を大笑いしながら撃ち込んで敵を一掃するという,なんとなくFPS黎明期の「DOOM」や「QUAKE」を思わせるプレイスタイルが特徴になっている。
 プレイヤーが最初に与えられるのは,ピースメーカーカービン(PMC)と呼ばれるアサルトライフルで,能力は普通といったところだが,スキルポイントを溜めることによって,アタッチメントを装着できる。
 また,ドロップキットでチャージが可能であり,爆裂弾を使えるようになる。ヤツらを吹き飛ばせ!

ピースメーカーカービン(PMC)
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 ミニガンでは,文字どおり弾丸の嵐をもって敵をなぎ倒せるが,すぐにバレルが赤熱して,冷めるまで使用不能になる。また,これを持つと移動速度が遅くなるなど,ちょっと扱いがやっかいだ。ただ至近距離で大量の敵を相手に撃ちまくれれば,これ以上に気持ちのいい武器はないだろう。

ミニガンを持った,中ボス
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ボーンダスター
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 ボーンダスターは4バレルのショットガンで,撃てば相手が吹き飛んでいくほどの威力を持っている。この銃で相手を空中に放り出し,さらに3発,追い撃ちをかけることで,空中に敵を浮かしっぱなしにするというタチの悪い遊びができる。
 また,ドロップキットでアップグレードすれば,相手を一瞬にして焼却してしまう弾丸を発射できるようになる。1発でたくさんの敵が燃え上がって骨だけになるのだから,たいそう効率的だ。

 丸い砲弾(キャノンボール)を撃ち出すのが,バウンサーだ。山なりに飛んでいくので,遮蔽物の背後に隠れた敵も始末できる。通常は命中と同時に爆発するが,アップグレードすることで,爆発するまでしばらくバウンドして転がっていくようになる。
 転がっているところを,敵のいる場所に蹴りこむこともできるが,ちょっと使いどころが難しい。ぜひ面白い使用法を考えてほしい。

 そしてフレアガンは,二つの爆発物が鎖でつながったものを撃ち出す武器だ。当たり所がいいと,敵に巻きつくので,そこで爆発させよう。
 足に巻きつかれてひっくり返った敵が,それを取ろうとジタバタしているところでボン! といけば,もらえる点数も増えるというものだ。

フレアガン
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 もちろん,これに以前紹介したリーシュをからめてコンボに仕上げるのが基本だ。リーシュをアップグレードすれば,複数の敵を一気に空中に放り上げることが可能になる。
 そのへんに固まった連中をまとめて大空高く飛ばし,ボーンダスターで一気に燃やし尽くせば,1人につき+100ポイントは固い。日本人ならここで,玉屋ー! とかけ声をかけるのもオツだろう。いやほんと,こんな武器よく考えつくもんだわ。


敵の大群を一瞬でなで斬りにして

“オレ強すぎ”プレイを堪能


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 さて,サラノ将軍を追って,グレイとイシは惑星ステージアを駆け回ることになるのだが……。廃墟となった都市,坑道と採掘施設,ヘカトンと呼ばれる超巨大モンスターの巣など,ロケーションは非常に豊富で,さまざまなシチュエーションでの戦いが楽しめる。
 また,バリバリ撃って進むだけかと思いきや,アメリカのコミックス作家であり,「Punisher」や「Fear Agent」などを手がけたRick Remender氏が手がけたストーリーには意外性があり,もちろん詳しくは書けないけど,えっ,まさか,と思うところやドンデン返しなども用意されている。
 登場人物の数こそ多くはないが,それぞれに個性的で,殺戮の合間に物語も楽しみたいという欲張りなプレイヤーでも大丈夫だ。

 いかにも洋ゲーらしく,シングルプレイでは「死に覚え」なところも多い。だが,アクションゲームらしく,ゲームに慣れれば慣れるほどさまざまなスキルショットが試せるようになり,プレイの幅が広がっていく。もともと,主人公が雑魚敵をなで斬りにするというバランスで作られているので,“オレ強すぎ”といったプレイが楽しめるだろう。
 もっとも,ときおり出てくるボスキャラはかなり強力で,プレイのアクセントになっている。それぞれに攻略法があるが,いやあ,あの手強いメカトンがまさかあんな……。とかなんとか気を持たせておいて,次回はマルチプレイの様子や,今回はちょっと間に合わなかったけど,オススメのスキルショットなどを紹介してみたい。お楽しみに。

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