第二次世界大戦における連合軍とドイツ軍の戦いをシミュレートした，「Command Ops: Battles from the Bulge」のデモ版を4GamerにUpした。
　バルジの戦いとして史上に名高い，ヨーロッパ西部戦線でのナチスドイツ軍の大反撃作戦をテーマにした本作は，戦場となった場所の地形や当時の天候などを忠実に再現した，硬派なストラテジーだ。

　デモ版では，専用シナリオ「Return to St.Vith」をプレイできる。
1945年1月，パットン将軍率いる連合軍は，西部戦線でナチスドイツ軍への攻撃作戦を発動した。連合軍は，川の背後に控えるドイツ軍部隊を壊滅させて北上し，敵の最終補給ポイントとなっているSt. Vithの町を奪回しなければならないのだ。
　プレイヤーは連合軍，ドイツ軍のどちらでもプレイが可能。連合軍を選んだ場合，待ち受けるドイツ軍部隊を蹴散らして北上し，St.Vithの町を目指すことになり，ドイツ軍を選択した場合は，襲い来る連合軍の侵攻を全力を挙げて阻むことになる。
　ゲームが進むと，マップ中央を南北に分断するように流れる川がポイントになってくる。敵前渡河が必要な連合軍に比べ，最初から川を防衛線の一部として使用できるドイツ軍のほうが，若干有利な印象だ。


　ユニットはすべて四角い駒で表示され，戦闘場面もまったくないため，見た目はかなり地味だ。しかもチュートリアルモードも付いていないので，本シリーズをプレイしたことのある人はともかく，初めて挑戦してみようという人には，かなりとっつきにくく感じられるだろう。
　ただ，ゲームをインストールすると，本作のチュートリアルムービーも同時にインストールされる。初めてプレイする前に，Windowsのスタートメニューからプログラム→Battles from the Bulge Demo→Tutorialとたどって見てみよう。

「Command Ops: Battles from the Bulge」公式サイト

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