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[CJ 2010]Shenzhen Domainの著作物である中国の小説「九界」のMMORPG版を同社が開発中
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印刷2010/07/31 16:12

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[CJ 2010]Shenzhen Domainの著作物である中国の小説「九界」のMMORPG版を同社が開発中

画像集#027のサムネイル/[CJ 2010]Shenzhen Domainの著作物である中国の小説「九界」のMMORPG版を同社が開発中
 ChinaJoy 2010のShenzhen Domain Network Softwareブースで,新作タイトル「九界」がプレイアブル出展されていた。本作は,同社の著作物である同名小説を原作とした東洋ファンタジー系のMMORPGで,制作期間は現時点でおよそ5年目に入るそうだ。自社開発のゲームエンジンを使って開発が進められているとのことだ。


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 まずは,小説「九界」のストーリーから簡単に説明していこう。

 「九界」とは,人族(人間)が住む厚土界をはじめ,姿も形も何もかもが異なった九つの種族が住む,九つの世界のことをいう。しかし,世界間の戦争をきっかけに,厚土界を除くすべての世界が破壊されてしまうのである。
 各種族は住む場所がなくなり,厚土界に逃げ延びたが,厚土界には自分達が生きていくために必要な,人間でいう酸素のようなものが存在しないらしい。ただ,厚土界の中心には,すべての種族が生きていける大気に満たされた唯一の場所“須弥山”があるのだが,その土地は固く守られており,そうした種族の侵入を拒んでいる状況にあるという。

 そんな世界で,主人公の高庸涵は,さまざまな問題に挑んでいくことになる。

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 本作の舞台になるのは,小説の主人公である高庸涵が活躍した,すぐあとの世界観となる。小説とゲーム内の世界観は共通しており,年月も大きく違ってはおらず,高庸涵はNPCとしてゲーム中にも登場するとのことだ。

 プレイヤーキャラクターの職業は,烈武(強力な物理攻撃が得意な戦士系),诡冥(魂を操り攻撃したり魂を呼び戻したりする魔法系),逸道(強力な魔法を撃つタイプ),释剑(いくつもの剣を術で操る魔法剣士系),疾影(身軽で姿を消せるシーフ系),幻妖(植物を操って相手を攻撃するタイプ)の6種類が用意されている。
 さらに,プレイヤーキャラクターが一定のレベルまで成長すると,二つめの職業が選択できる。これにより,1番目に選択した職業と2番目に選択した職業による,スキルが混在した独自のキャラクターが作成可能になるということだ。

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 また本作では,50種類以上のペットと,10種類以上の騎乗生物が存在するという。ペットは特定のモンスターを倒すことで手なずけられ,騎乗生物はクエストやNPCの店売りから入手できる。本作の世界はシームレスになっているそうなので,騎乗生物に乗ってロードなしに行けるところまで移動できるというのは気持ち良さそうだ(強いモンスターに倒されそうだけど)。
 このほか,本作でのクラン(ギルド)となる“宗派”が用意されているほか,オークション,ほかのプレイヤーに自分の欲しいアイテムを示す機能,アドバイスを送る機能といった,コミュニケーション機能も揃っている。

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 なお,武器が成長していくシステムを実装予定で,現在は成長の仕方を開発中とのことだ。これが,いわゆる定番の武器強化のことなのか,敵との戦いで成長していくようなものになるのか気になるところ。あえて「武器自体が成長する」と説明してくれたスタッフが話していたので,後者に期待がかかる。

 そんな本作だが,現在は2次クローズドβテストまでが終了しており,オープンβテスト/正式サービスを含めて,今後の展開は未定とのことだ。

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  • 関連タイトル:

    九界

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