「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」オリジナル主人公＆主人公機が公開。巨大なウイングが特徴的な機動兵器「ブラスタ」で出撃だ

　バンダイナムコゲームスは，2011年4月14日に発売を予定しているPSP用シミュレーションRPG「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」に登場するオリジナル主人公/主人公機と，特定の機体やパイロットが持つ特殊能力＆特殊スキルの情報を公開した。

　スーパーロボット大戦シリーズではもはやお約束といえそうな，オリジナル主人公と主人公機。本作では，特殊部隊出身のパイロット「クロウ・ブルースト」が，「ブラスタ」という機体で参戦する。

デザイン：小野聖二

　ブラスタは，細めの白いボディと背面の巨大なウイングが特徴的な機体だ。機動性の高そうな外見からは，いわゆる“リアル系”ロボットのような印象を受ける。
　ちなみに，本作ではオリジナル主人公＆機体が選択式ではなく，クロウとブラスタで固定されているとのこと。

　また，今回はグレンラガンの「螺旋力発動」やゼロの「戦術指揮」といった，各作品の原作設定に準じた特殊能力や，特殊スキルの一部も公開されている。味方ユニットの能力を変化させる戦術指揮は，うまく使えばなかなか強力そうだ。

＜オリジナル主人公＆主人公機＞紹介！
「第２次スーパーロボット大戦Ｚ 破界篇」のオリジナル主人公は１人、主人公機は１機です。主人公の名前、誕生日、血液型は変更可能です。また、誕生日と血液型の設定によって、覚える精神コマンドが変化します。なお、主人公機の名前は変更できません。

【オリジナル主人公機「ブラスタ」】
デザイン；小野聖二
全長18.3m／重量62.6t

アクシオン財団第１３防衛研究所、通称スコート・ラボが開発した対次元獣用機動兵器「ＤＭバスター」の試作１号機。開発時はナンバー０（ゼロ）のコードネームで呼ばれていた。機体のベースはアクシオン製の機動兵器であるが、異次元からの未知の生物である次元獣に対抗するために破格とも言えるスペックを持たされている。特に機動性と索敵能力、戦場で得られたデータを分析する能力に長けており、あらゆる状況下において単独で強大な敵と戦う、あるいはそのデータを収集して生還する事を目的としている。アクシオン製の最新火器「ＡＸ−５５ＥＡＧＬＥ（電磁加速式ガンランチャー）」を装備し、状況に応じてカートリッジを換装して使用する。また、左腕に装備されたシールド「バンカー」は表面にフィールドを発生させて敵の攻撃を減退させる効果を持つ。採算度外視で開発された試作機であるため、現時点で量産の目処は立っていない。

【オリジナル主人公「クロウ・ブルースト」】

ＣＶ；うえだゆうじ
デザイン；河野さち子（STUDIO G-1 NEO）

軍の特殊部隊出身のパイロット。父親との衝突から家を飛び出し、軍に入隊した後、適正を認められて特殊部隊に配属されるものの、父親の病を契機に除隊する。しかし、その死に目には間に合わず、事業の失敗による借金を背負う事となる。ニヒルな無頼漢を気取るが、そのポーズが長続きしない二枚目半。様々な特技を持ち、生身での戦闘でも実力を発揮する。女嫌いを自称し、美人は信用しないと公言する。その原因は過去に由来するが、本人は語ろうとしない。

【オリジナルキャラ「トライア・スコート」】

デザイン；河野さち子（STUDIO G-1 NEO）

アクシオン財団第１３防衛研究所の責任者。ロボット工学とエネルギー工学の権威であり、対次元獣用機動兵器であるＤＭバスター・ナンバー０「ブラスタ」を開発した。自身の研究の完成が行動の第一目的であり、そのためには他の全てを犠牲にしてでも進んでいくタイプ。世間の常識に囚われない柔軟な思考の持ち主であるが、別の側面で見れば常識知らずの超マイペース人間。アクシオン財団総裁のカルロスとは大学時代の学友であり、犬猿の仲。トライアが若くして研究所を一つ任せられたのは、本人の実力もあるが、半分はカルロスの嫌がらせでもある。

＜オリジナル主人公機「ブラスタ」戦闘シーン＞紹介！

武器名：クラッチ・スナイパー

主人公、クロウのカットイン

敵、次元獣に狙いを定める

ロングバレルを装着したＡＸ‐５５ＥＡＧＬＥ（手持ちの銃）を発射

武器名：ＡＣＰファイズ

手持ちの銃、ＡＸ‐５５ＥＡＧＬＥを発射	バンカー（シールド）からワイヤーを発射。敵に打ちこんだ後、その周囲を回転しつつ、ＡＸ‐５５ＥＡＧＬＥを発射
ワイヤーを外し、ＡＸ‐５５ＥＡＧＬＥを連射	敵へ再接近し……

バンカーで切り裂く

＜特殊能力＆特殊スキル＞紹介！
原作設定に準じた機体特有の「特殊能力」、パイロット特有の「特殊スキル」についてご紹介します。

◆【グレンラガンの特殊能力「合体、分離」、「操縦者交代」、「螺旋力発動」】

「グレンラガン合体、分離」
シモンが搭乗する小型ガンメン「ラガン」と、カミナが搭乗するガンメン「グレン」が合体することによって、「グレンラガン」となります。合体後はラガンとグレンに分離可能です。


「操縦者交代」
グレンラガンに合体した状態で、個別コマンド「操縦者交代」を使用すると、メインパイロットとサブパイロットが交代します。カミナは特殊スキル「戦意高揚」を最初から持っているため、気力が上がり易く、グレンラガンの要気力武器をシモンより先に使える場合があります。


「螺旋力発動」
グレンラガンに合体した状態で、メインパイロットの気力が１３０以上になると、特殊能力「ＨＰ回復（小）」が発動します。また、メインパイロットの気力と螺旋力（特殊スキル）のレベルによって、機体の最終与ダメージに補正が入ります。


◆【ガイヤーの特殊能力「六神合体」】

「六神合体ゴッドマーズ」の主人公、明神タケルは戦闘開始時、ガイヤーで出撃します。その後、タケルの気力が１３０以上になると個別コマンド「六神合体」が使用可能となり、ゴッドマーズに合体することが出来ます。


◆【ノヴァイーグルの特殊能力「超獣合神」】

「獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ」の主人公、飛鷹葵は戦闘開始時、ノヴァイーグルで出撃します。葵の気力が１３０以上になると、個別コマンド「超獣合神」が使用可能となり、ダンクーガノヴァに超獣合神することが出来ます。なお、ノヴァイーグル以外のヴァリアブルビーストマシンであるノヴァエレファント、ノヴァライガー、ノヴァライノスは単独の機体として使用できません（ただし、ダンクーガノヴァに合神するとそれぞれの操縦者はサブパイロット扱いとなり、精神コマンドが使用できます）。また、合神して５ターン経過すると、ダンクーガノヴァは機関暴走を迎え、合神は自動的に解除されます。その後、同じマップ上では再合神できません。


◆【ゼロの特殊スキル「戦術指揮」】

「コードギアス 反逆のルルーシュ」のキャラクター、ゼロは「戦術指揮」という特殊スキルを持っています。これは個別コマンド「戦術指揮」が使用可能となり、「攻撃指揮」、「防御指揮」、「特攻指揮」の効果に応じて、特定の範囲内にいる味方ユニットの能力が１ターンの間変化します。ただし、この「戦術指揮」を使用すると、ゼロはそのターンの間行動不可能となります。

「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」公式サイト