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パズドラプレイヤーの頂点が決定。伊藤賢治氏のライブも盛り上がった「パズドラファン感謝祭2013」のステージイベントレポート
すでにお伝えしているとおり,「パズドラカンファレンス」のコーナーでは,「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボやコロコロコミック誌上での漫画連載が発表されたが,本稿では,ガンホーのスタッフやゲストが登場してのパズドラ対決やトークショー,本作の音楽を手掛けた伊藤賢治氏のライブ,日本一のパズドラプレイヤーを決める「第1回パズドラジャパンカップ」といったステージイベントの模様をお届けしよう。
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「勝ったら魔法石プレゼント」で,がぜん緊張感が高まった
ガンホーチーム対ゲストチームのパズドラ対決
ガンホースタッフとゲストによるパズドラ対決は,ゲストチームが勝利すれば来場者に魔法石がプレゼントされるということもあり,開始前から大いに盛り上がった。
ガンホーチームは,パズドラのプロデューサーである山本大介氏,「エミル・クロニクル・オンライン」を手掛ける寺田教授,パズドラの運営スタッフである山本幸治氏という3名のガンホースタッフに,タレントの小島瑠璃子さん,「水曜どうでしょう」などの番組で知られるテレビディレクターの藤村忠寿氏を加えた5人。
対するゲストチームは,リーダーの大塚角満氏に,ゲームクリエイターの松野泰己氏,イラストレーターのコザキユースケ氏,声優の安野希世乃さん,芸人のはいじぃさんというメンバーだ。
対決のルールは以下のとおり。
- 大会専用アプリを使用
- パーティ&ダンジョンは固定
- 制限時間は5分
- 「クリアタイム・最大コンボ数・総ターン数」の合計ポイントがチームの得点に加算
- 5回戦行い,合計ポイントが高いチームが勝利
山本プロデューサー率いるガンホーチームは余裕の表情 |
来場者の期待を一身に受けたゲストチームは負けられない戦い |
ガンホースタッフはもちろん,ゲストもイベントに招かれるだけあって,かなりの腕前を披露。スクリーンに映し出される熾烈な戦いに,来場者も大きな拍手や声援を送っていた。
熱戦の末,3万5568点のスコアを積み上げて勝利したのはガンホーチームだったが,このまま終わってしまっては,せっかく来てくれたファンに申し訳ないということで,山本大介氏と大塚氏のアンコールバトルが急きょ行われることに。ここでは大塚氏が意地を見せて勝利し,来場者に魔法石がプレゼントされることになった。
続いてはマックス村井さん,スプリングまおさんらの有名プレイヤーや,モデルの三枝こころさん,アプリソムリエの石井寛子さんらが登場してのトークコーナーへ。
最初はのお題は「パズドラはやってるな〜と感じたとき」だったが,これに対しては,「仕事のメールでID交換しようと言われたとき」「女性ユーザーが多い」といった,さまざまな経験談が語られた。
ちなみにマックス村井さんは「電車だけじゃなく,居酒屋でもパズドラやってるのを見かけますよ。やっぱり1300万DLのゲームは凄い」とのこと。
続いての「パズドラにハマってるなと思うときは?」という質問には「朝起きて,まずはパズドラ起動」「家族に隠れてプレイ」など,ちょっぴりクスリとさせられるようなエピソードが紹介された。
ほかにも「パズドラ武勇伝」「パズドラ失敗談」などのお題が出されたが,中でも注目だったのは「パズドラに入れてほしい機能や施策は?」というもの。
ステージからは「パズドラをやっていると時間を忘れてしまうので,ぜひ時刻表示を」,「iPhone 5が登場してから時間が経っているので,そろそろ高解像度にも対応してほしい」いった声が挙がった。その意見を受けた山本大介氏は,「この2つは対応させます」とまさかの即答。時期などは明言されなかったが,プロデューサーである山本氏の発言だけに,近いうちに実装されそうだ。
伊藤賢治氏はデザイン面でも重要な役割を果たしていた?
スペシャルライブで意外なエピソードが明らかに
スペシャルライブコーナーでは,伊藤賢治氏率いるバンドメンバーがパズドラでお馴染みの曲をバンドアレンジで演奏。「Departure」「A New Journey」「Walking Through The Towers」「The Orb Festiva」「Dragon's Den」の全5曲を披露して会場を盛り上げた。
セットリスト
Departure(ノーマルダンジョン)
A New Journey(テクニカルダンジョン)
Walking Through The Towers(ノーマルダンジョン・ボス)
The Orb Festiva(テクニカルダンジョン・ボス)l
Dragon’s Den(コラボダンジョン・ボス)
曲間のMCには山本大介氏も登場し,伊藤氏がパズドラの楽曲を手がけることになった経緯が語られた。
最初の出会いは,異業種の交流を目的とした食事会で,その後,山本氏がパズドラの試作版を見せたところ,伊藤氏は微妙な反応を見せたとのこと。伊藤氏は当時のモンスターデザインに違和感を持っていたらしく「変更したほうがいいのでは」とアドバイスを送ったという。
それをきっかけに,ガンホーの森下一喜社長からも親しみやすいデザインに変更しろとの指示があり,それが現在のパズドラになったとのこと。山本氏は,伊藤氏のアドバイスは非常に的確だったと振り返っていた。もし伊藤氏のアドバイスがなかったら,パズドラは今とかなり違う雰囲気のゲームになっていたかもしれない。
「パズドラ ジャパンカップ」で栄えある初代王者が決定
日本一のパズドラプレイヤーを決める「パズドラ ジャパンカップ」には,390名が参加し,予選の平均スコアが2万3000点オーバーという激戦が繰り広げられた。
ステージでは準決勝以降の試合が行われ,見事決勝進出を果たしたのは,リク選手,ショータ選手,アメーバnight選手の3名。
3回戦の合計点を競うというルールで行われた決勝戦は,誰が勝ってもおかしくない展開となり,会場からも熱い声援が送られた。その戦いを制したのは,7万2372点を積み上げたアメーバ night選手。同選手には優勝賞品として,パズドラのクレジットに名前を掲載できる権利が授与された。
優勝した喜びを体中で表現するアメーバ night選手 |
初の開催ながら大盛況となった「パズドラファン感謝祭2013」もいよいよフィナーレへ。出演者がステージに集合したところで,山本大介氏が「第2回もぜひやりたいですね」と意欲を見せると,森下社長も「ここまで来たらやるしかないでしょう!」と応じ,来場者からの大歓声が鳴り止まない中,イベントは幕を閉じた。
ステージイベントのレポートは以上だが,そのほかの会場の様子を写真を中心にお届けしよう。
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