ニュース
ついにハイエンドスマホは三つ折りの時代に!? 広げると10インチになる「Galaxy Z TriFold」が発表に
12月12日に韓国で発売し,その後,ほかの市場にも展開するとのことだ。想定売価や日本向けの販売スケジュールは明らかになっていない。
![]() |
![]() |
Galaxy Z TriFoldの折りたたみ機構は,背面ディスプレイを備える中央部に,インカメラのある右側,アウトカメラを備えた左側の順で折り重ねることで,6.5インチ,解像度1080×2520ドットの縦長スマートフォンになる仕組みだ。
広げた状態では,画面サイズが10インチ,解像度2180×1584ドットのフラットな有機ELパネルになる。ちなみに最大リフレッシュレートは120Hzだ。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
広げた状態での厚みは,3.9〜4.2mm。iPad Proの13インチモデルが約5.1mmなので,タブレットとしては驚異の薄さだ。
公称本体重量は約309gと,スマートフォンとしてはさすがに重いが,タブレットとしてはかなり軽い。
![]() |
この広い画面を生かして,Galaxy Z TriFoldは,タブレットとして1つのアプリを全画面で使うだけでなく,縦画面のアプリを3つ並べて使うことも可能であるという。3つのゲームを同時に周回できるかもしれない。
![]() |
搭載SoC(System on a Chip)は,「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy (3nm)」と書かれており,Samsungは,Snapdragon 8シリーズのどの世代かを明言していない。
ただ,製造プロセス世代を示す「3nm」の文字があるので,おそらくは2025年11月に発表となった「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用するものと思われる。
メインメモリ容量は16GBで,内蔵ストレージ容量は512GBまたは1TB。バッテリー容量は5600mAhもある。
また,「Galaxy Z Fold7」と同じIP48等級の防水防塵機能も備えるという。
カメラは,アウトカメラが標準(Wide),広角(Ultra Wide),望遠(Tele)の3眼式で,標準カメラは約2億画素。標準カメラは2倍,望遠カメラは3倍の光学ズームを備える。
イン(フロント)カメラは,タブレット面と背面(※折りたたんだ状態の前面)のそれぞれにパンチホール式で備えており,いずれも約1000万画素だ。
国内販売された場合,最低でも20万円を超えそうなので,価格面でかなり人を選ぶ製品であるのは間違いない。しかし,ポケットに入る防水10インチタブレットという点に惹かれる人は,少ないだろう。
| メーカー | Samsung Electronics |
|---|---|
| OS | Android 16 |
| ディスプレイパネル | ・メイン:10インチ有機EL, ・サブ:6.5インチ有機EL, |
| プロセッサ | Qualcomm製「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy (3nm)」 |
| メインメモリ容量 | 16GB |
| ストレージ | 512GB,1TB |
| アウトカメラ | 3眼式 ・標準:約2億画素, ・広角:約1200万画素, ・望遠:約1000万画素, |
| インカメラ | 折りたたみ時:約1000万画素,F2.2 展開時:約1000万画素,F2.2 |
| 対応5Gバンド | 未公開 |
| 対応LTEバンド | 未公開 |
| 無線LAN対応 | Wi-Fi 7(IEEE 802.11be) |
| Bluetooth対応 | 5.4 |
| バッテリー容量 | 約5600mAh |
| 連続待受時間 | 未公開 |
| 連続通話時間 | 未公開 |
| USBポート | USB Type-C |
| 公称本体サイズ | ・展開時:214.1(W) ・折りたたみ時:75(W) |
| 公称本体重量 | 約309g |
| 本体カラー | Crafted Black |
- 関連タイトル:

Galaxy
- この記事のURL:



























