韓国産のコーヒー店経営ソーシャルゲーム「I LOVE COFFEE」が，日本進出の意向を明らかに

　韓国の新しいデベロッパであるPATI STUDIOは，同社が開発したソーシャルゲーム「I LOVE COFFEE」を日本で展開する意向を明らかにした。現在，日本の数社と具体的なサービスに関して協議中とのことで，PATI STUDIOの社長であるLee Dae Hyung氏は「I LOVE COFFEEは，企画段階から日本，中国，台湾といったアジア圏の若者達の文化を綿密に研究してきました。私達の最終目的は，日本市場にアピールできるソーシャルゲームを作ることです。現在は，日本に進出するための万全の準備を整えているところで，近い将来，日本のプレイヤーの皆さんとお会いできるでしょう」とコメントしている。

「I LOVE COFFEE」公式サイト

　I LOVE COFFEEは，コーヒー店をテーマにした経営シミュレーションで，店長となったプレイヤーが自分のコーヒー店を大きくしていくというもの。韓国で大ヒットを記録したのち，中国，台湾，タイ，ベトナムに進出して人気を集めている。
　もともとはブラウザゲームだったが，最近iOS向けのモバイルバージョンが登場した。ブラウザ版に，スマートフォンに最適化したさまざまな要素を追加することで，リリースから3日でランキング2位に駆け上がる人気ぶりを示している。


　PATI STUDIOは，Electronic ArtsやNEXONなどでオンラインゲームを開発したきたメンバーが集まって，2011年初めに設立された若いスタジオで，韓国ゲーム市場でも注目の成長株。そんな彼らの作ったI LOVE COFFEEの日本展開については，今後の情報を楽しみにしてほしい。