超大型スペースシミュレーション「Star Citizen」の最新アルファ版のゲームプレイを紹介するトレイラーが公開

　Cloud Imperium Gamesは，超大型スペースシミュレーション「Star Citizen」の最新アルファ版となるver2.6のトレイラーが公開した。


　自社サイトで160億円（1億3800万ドル）を超えるとてつもないクラウドファンディングに成功している「Star Citizen」。30世紀の未来を舞台として，活動の場を銀河中に広げるUnited Empire of Earth（UEE）のストーリーを中心に，壮大なスペースオペラが描かれているという。マリーン対アウトローに分かれて戦う「Star Marine」や，戦闘機によるコンバットを楽しむ「Arena Commander」といった，さまざまなコンテンツの融合体という，興味深いゲームシステムになっているのも特徴だ。シングルキャンペーンモードは，独立したタイトル「Squadron 42」として展開されている（関連記事）。


　その膨大なコンテンツ量から，何度も開発の遅延がアナウンスされているが，バッカ―やファンからは比較的温かい目で声援が送り続けられている様子だ。最新アルファ版では宇宙ステーションの内部やその周囲でのフライトコンバットシーンも収録されているが，最新版のCRYENGINEを用いたグラフィックスに，かなり磨きがかけられているのが分かるだろう。

　今後は各VRプラットフォーム向けに一部コンテンツを移植することもアナウンスされており，いつになったらβテストに移行するのかまったく見えないものの，これ以上ないというほどの壮大なゲームとして完成することを願いつつ，続報を楽しみにしておきたいところだ。

「Star Citizen」公式サイト