高難度の24人レイドも登場。パッチ7.1の概要が紹介された「第83回FFXIVプロデューサーレターLIVE」レポート［TGS2024］

　スクウェア・エニックスは本日（2024年9月29日），東京ゲームショウ2024の同社ブースにて，MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」（PC / PS5 / PS4 / Mac / Xbox Series X|S）の情報番組「第83回FFXIVプロデューサーレターLIVE」（以下，PLL）のステージを実施した。PLLでは，「パッチ7.1実装コンテンツ特集Part1」と題して，パッチ7.1に関する情報が公開されたので，スライドを交えて紹介しよう。

プロデューサー兼ディレクター吉田直樹氏（左）とグローバルコミュニティプロデューサーの室内俊夫氏

●パッチ7.1「CROSSROADS 未知との邂逅」

　パッチ7.1のパッチタイトルは「CROSSROADS 未知との邂逅」となる。合わせて公開されたパッチアートには，今回のパッチを象徴したキャラクター達の姿が映っている。また，パッチ7.1が11月中旬に実装予定であることも発表された。

気になるところだらけのパッチアート

●新たなメインクエスト

　新たなメインクエストが追加される。公開されたスクリーンショットには，パッチ7.0で登場した各キャラクターが登場。パッチ7.0では語られなかった部分の掘り下げが行われつつ，「黄金のレガシー」の完結を目指してストーリーが展開されていく。



●新たな友好部族クエスト

　新たな友好部族クエスト「ペルペル族」が追加される。名称どおり，ペルペル族について深掘りされていくものだ。ペルペル族と言えば商人というイメージだが，ファイター系のクエストになっているので，まだレベルがカンストしていないジョブの育成に利用しながら進めよう。



●新たなお得意様取引

　新たなお得意様取引は「ニトウィケ」が担当する。第一世界のあの人達に似た彼らと，どんな物語が展開されていくのかも気になるところだ。



●ロールクエスト エクストラストーリー

　すべてのロールクエストをクリアしたプレイヤーが受けられる「エクストラストーリー」が追加される。



●ワチュメキメキ万貸街 エクストラストーリー

　こちらは，ギャザラー/クラフターのクラスクエスト「ワチュメキメキ万貸街」をすべて終わらせることで受けられる「エクストラストーリー」となる。



●事件屋ヒルディブランド 黄金編

　事件屋ヒルディブランドの新エピソードが追加される。今回はナシュが某所に訪れているスクリーンショットが公開されたが，いつもどおりどこかに飛び去ったヒルディブランド，そしてブラディヒルンドがどうなったのか気になるところだ。



●つよくてニューゲーム パッチ7.0対応



●コンテンツサポーター対応

　すでにメインクエストに関連したインスタンスダンジョン（ID）については，対応が完了したコンテンツサポーターだが，今後はメインクエスト以外に挑戦できるIDも随時対応を行うという。今回のパッチ7.1では「ハラタリ修練所」の対応が行われるとのこと。スライドに映るスクリーンショットを見た限りハードの“剣闘領域”ではなく，ノーマルの“魔獣領域”となるようだ。



●初心者の館アップデート

　初心者の館がアップデートされ，「ギミックの訓練」が追加される。中級者の館やスキルローテーションの練習に対応できないか，といった声に応えたもの。将来的にはタンクの“スイッチ”といったテクニックなど，レイドに向けてのシステムも作っていきたいとのことだ。なお，ギミックの訓練はレベル49からプレイ可能になる。
　また，ギミック編のディスクリプター（説明書）も追加されるということで，チェックしておきたいところ。ギミックに慣れたと思ったころに一度見直してみると，より理解できるのではないだろう。

あえてNPCに範囲を重ねてみると何かしらのリアクションがあるなど，プレイしながら覚えていける

お馴染みのタンク強攻撃（範囲あり）。タンクはほかのメンバーを巻き込まないように，ほかのロールは巻き込まれないように移動する。同じギミックでもチャレンジするロールによって対応が違うことを学べる

●PvPアップデート

　PvPアクションの実行や処理判定について，大幅なアップデートが行われる。これまでは，アクションを実行した（サーバーに送られた）段階で命中したという判定が行われていたので，相手の攻撃を見ての回避は難しかったが，アップデートによって見てからの防御も可能になるらしい。よりアクション性の高いバトルが展開できるようになりそうだ。

フロントライン・ライバルウィングスについては，パッチ7.2で制圧戦の全リニューアルを予定

●新たなインスタンスダンジョン「廃地討究 ユウェヤーワータ」



●新たなアライアンスレイド「ECHOES OF VANA'DIEL」

　以前にも発表されていた「ファイナルファンタジーXI」とのコラボアライアンスレイド「ECHOES OF VANA'DIEL」がいよいよ始まる。第1弾は「ジュノ：ザ・ファーストウォーク」という名称で，ジュノ（街）は当時の制作に携わっていたスタッフを含めて再現しているとのこと。BGMもどうなるのか気になるところだ。
　なお，FFXIVはNPCやモンスターの名称が日本語表記になっているが，このレイドではFFXIの雰囲気に合わせて，敵の名前がアルファベット表記となるという。




●新たなる討伐・討滅戦「極エターナルクイーン討滅戦」



●新たな幻討滅戦「幻白虎征魂戦」

白虎と言えば，某大物演歌歌手の出番（もしくは譜面）はあるのだろうか……？

●新たなバトルコンテンツ「滅アライアンスレイド」

　24人で挑戦する高難度のアライアンスレイドが登場する。制作するのは，Mr.オズマこと中川誠貴氏で，極くらいの難度を想定していたようだが，零式くらいになったそうで……。
　その第1弾となる「滅暗闇の雲激闘戦」では，文字どおり“暗闇の雲”との戦いになる。クリスタルタワーのように道中があるわけではなく，いきなり暗闇の雲とのバトル開始になるそうだ。専用の報酬もあり，ヘルプに行きたくなるような仕組みも用意しているとのこと。詳細は次回となるパート2で紹介されるようだ。



●新たな絶レイド「絶もうひとつの未来」

　最高難度の絶レイドに「絶もうひとつの未来」が登場。実装は，パッチ7.1の2週間後を予定しているパッチ7.11になる。



●ドマ式麻雀アップデート

　ドマ式麻雀の機能として，“暁メンバー”のボイスが追加される。これは麻雀をプレイ中に暁メンバーが声をかけてくれるというもので，ボイスはMGPポイントでの購入となる。

「エンタープライズ，発進！」（アルフィノ）は入ってるのだろうか？

　公開された画面を見ると，暁メンバーでもバトルメンバーから選ばれているのか，タタルさんの姿はいない。それも含めて，シドや各国盟主など，暁以外に所属しているキャラクターの追加も今後行われるのか気になるところだ。もっとも「ここにいるのはありえるのか（ありえない）」というキャラクターは難しいかもしれないが……そこは「ゴールドソーサーだし」といったノリで実現してほしい気もする。


●ハウジングアップデート

　ハウジングについて，内装にリフォーム機能が追加される。これまでは，購入した土地に合わせた外観と内装の家を建築可能だったが，内装に関しては別の土地のスタイルに変更可能になる。リフォームは無料で，配置済みの家具は自動で倉庫に移動するとのこと。
　なお，柱が存在しない新規の内装パターンも追加されるということで，ハウジングの内装好きのプレイヤーにはたまらないアップデートになりそうだ。

家具設置数の増加については，1〜2パッチほど先になりそうとのこと

新規内装

既存内装

　また，将来の計画として，Sサイズの家でも中身をLサイズの空間に変更できる追加システムの実装も予定しているとのこと。とはいえ，頑張ってLサイズを買った人もいるわけで無料というわけではなく，吉田氏曰く「切り替えの都度」でギルの支払いが必要になるとのことだ。

●お知らせ

「ファイナルファンタジーXIV」公式サイト

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