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「MOTHER」と「MOTHER2」の公式粘土フィギュア180体が,ずらっと集合! イベント「MOTHERのかたち。」内覧会レポート
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本イベントは,「MOTHER」と「MOTHER2」の公式粘土フィギュア180体を見られる展示会で,ニンテン,アナ,ロイド,テディ,ネス,ポーラ,ジェフ,プーなどの主要キャラクターたちをはじめ,敵キャラクターなどの造形も余すことなく楽しめるものだ。
本稿では,開催前日に行われたメディア向け内覧会の様子をお届けする。
小さな粘土のフィギュアから伝わるあたたかさ。目の前に現れるニンテンやネスの存在感を確かめよう!
公式粘土フィギュアは,ドット絵で描かれたゲーム内のキャラクターたちを,粘土フィギュアとして立体的に表現したもので,それぞれが当時の取扱説明書に掲載されていた。
制作は“トットリさん”と呼ばれる方で,みうらじゅん氏と一時期同居していたご友人とのこと。
糸井重里氏がみうらじゅん氏の家を訪れ,トットリさん制作のフィギュアを見たことがきっかけで,この楽しくてかわいらしいフィギュアたちが生み出されることになったのだという。その詳しい経緯は,展示会に足を運ぶことで知れる。
フィギュアは,これまで倉庫の奥に大切に保管されていたそうだ。いくつかのフィギュアを間近でよく見てみると,少しシミが付いていたり,サビやヒビ割れがあったりもするが,ほとんどは良好な状態を保っている。
むしろ,そうしたキズやヒビ割れが良い味を出していて,「MOTHER」の長い歴史を感じさせてくれた。
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ぽってりとした造形でありながら,フォルムには一切ムダがなく洗練されている。色塗りの筆跡に味があり,フランキースタイン2ごうの木目が手描きされていることや,アナの金髪が本当に金色で塗られていることなど――フィギュアを実際に目の前で見るからこそ伝わる迫力や魅力もある。
また展示を見るときは,フィギュアがずらっと並ぶ目線あたりの高さだけでなく,足元にも注意して進んでいこう。きっと何か発見があるはずだ。
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ゲーム画面のVTRが流れていたり,コーナーを区切るのれんや壁が「MOTHER」や「MOTHER2」の世界を感じさせるおしゃれなデザインになっていたりと,展示品以外にも見どころは盛りだくさんだ。
また,展示品はだいたい実際のゲームで出会う順番で並んでいるため,ゲームの流れを思い出しながら「あんなことがあった,こんなこともあった」と,プレイしていた当時を振り返れる。
会場に設けられたミニショップでは,「MOTHER」シリーズのグッズを購入できる。渋谷PARCO6階の「MOTHERのおみせ。」には,さらに多くのグッズが販売されているので,展示を見たあとには,ぜひ立ち寄ってみよう。
夏の最新MOTHERグッズのほか,フランクリンバッヂやどせいさんのぬいぐるみなど,過去のベストセラー商品もずらっと並んでいるぞ。
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「MOTHERのかたち。」公式サイト
- 関連タイトル:
MOTHER2 ギーグの逆襲
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