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  • コーエーテクモゲームス
  • 発売日:2013/12/12
  • 価格:【通常版】
    パッケージ版:1万290円(税込)
    ダウンロード版:8900円(税込)
    【30周年記念TREASURE BOX】
    パッケージ版:1万4490円(税込)
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「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう
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印刷2013/12/27 00:00

ムービー

「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう

 コーエーテクモゲームスより発売中の「信長の野望・創造」PC / PlayStation 3。以下,創造)は,言わずと知れた歴史シミュレーションゲームのシリーズ最新作だ。

画像集#002のサムネイル/「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう

 本作はシリーズ30周年記念作品として,自国を富ませ,他国を攻め立て,そして戦国の世を生き抜く……といった大筋の遊び方はそのままに,「会戦」「戦国伝」などの新たな試みも取り入れられた,まさに「創造」の名にふさわしい仕上がりとなっている。一方で,「ストラテジーゲームは操作が難しそう」「単調な作業になってしまわないだろうか?」といった先入観がつきまとっている人もいるかもしれない。
 そこで,今回は本作をムービーを交えて紹介していこう。実際にプレイする様子を見ていただければ,きちっと基本を抑え,しっかりと進化している創造の魅力を分かっていただけるはずだ。


YouTube版はこちら


 まずゲームを開始して大名家を選択するのだが,ここでは誰もが知っているであろう戦国武将「織田信長」を選んでみた。父である信秀の死去直後の尾張を舞台に,兄弟と家督を争うといったドロドロとした展開は,ゲームの流れを理解するのにも,ちょうどいいシチュエーションだ。

 プレイを開始すると,尾張の国は織田の名でいくつかに分かれている状態になっている。これをすべて取り込んで統一させるのが史実どおりの流れであり,ゲームの展開的にも一番利益がある行動となる。もちろん,最初の目標は尾張を統べることとする。
 しかし,考えなしに軍勢を率いて乗り込むだけでは,隣国は呑み込めても天下統一までできるかどうかは怪しいところ。ここは,はやる気持ちを抑えて,城下町を発展させることから始めよう。

画像集#003のサムネイル/「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう

 本作は,日本全国が1枚の3Dマップで描かれており,画面の切替なくスムーズに拡大と縮小ができるようになっている。これは従来の作品にはなかった要素だ。ロードなしで城下の様子から全国各地の大名家の動きまでを見渡せるのは,まさにストレスフリーだ。

 城下の開発を奉行に命じ時間を進めると,リアルタイムで建物が増えていく様子が見える。ちなみに開発などの行動には“労力”が必要になっており,その労力は城下の人口によって増減するので,兎にも角にも石高(こくだか)や商業を増やして人手を確保しないといけない。
 こうと書くと,何だか難しそうだ……と感じるかもしれないが,開発コマンドは「石高(米の生産に影響)」「商業(収入に影響)」「兵舎(兵士最大数に影響)」のいずれかを選択するだけというシンプルなもの。しかも,委任設定をオンにしておけば,内政のコマンドを自動で行ってくれるので,とことんシミュレーションゲームが苦手な人でもプレイしやすい作りになっている。

画像集#004のサムネイル/「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう
画像集#005のサムネイル/「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう

 本作の中で,筆者がとくに注目する要素は「会戦モード」だ。マップ上で駒同士が向き合って,兵士の数が減っていくという簡易的な演出による戦闘のみでも進められるが,戦闘中の部隊を選択して会戦モードへと移行すると,兵士ひとりひとりが描写された,リアルな合戦シーンを指揮できる。

 死ぬまでに,一度でいいから甲冑を身にまとって原っぱを「ウォーッ」と駆けまわってみたい。そんな願望を持つ筆者にとって,血沸き肉踊る演出だ。
 それはさておき,この演出によって,数値だけでは想像しづらい,大軍を率いて敵国を討ち滅ぼすといった感覚が,視覚的に感じられるはずだ。戦国大名気分を,さらに高揚させてくれること請け合いのモードになっている。

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部隊が駒で表現される本作。駒の状態で戦い結果だけを知ることもできるが,
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「会戦モード」にすれば,迫力の合戦が楽しめるのだ

 さて,本作をプレイしてとくに重要だと感じたのは,“道”を考えることがいかに大切かということだ。
 道を拡張すれば人の往来が増えて城下町が発展しやすくなり,軍を率いるときにも行軍が速まる,といった利点がある。ほかにも戦のときに敵部隊を挟むように部隊を動かせば挟撃ができ,自軍に優位な形で戦闘が進められるのだ。あれこれと道筋を眺めながら,あの国を楽に滅ぼすためには,こことここの街道に部隊を配置して……というように,どう攻めるか考えを巡らせるのも,本作が楽しめる魅力のひとつと言えるだろう。

画像集#015のサムネイル/「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう

 そして,もうひとつ押さえておきたいのが,シリーズ初となるフリークエストシステム「戦国伝」の導入だ。
 これは簡単に言えば小目標のようなもので,史実に則って「あの城を落とせ」「あの要所に城を築け」といった課題が出され,クリアすることで歴史イベントが挿入されたり,武将の能力がアップしたりといった恩恵が得られる。もちろん従わずに,プレイヤーの好きにオリジナルな歴史を作り上げることも可能だ。
 このシステムのキモとなるのは,伊達政宗は好きだけど歴史には疎い,武田信玄になってみたいけどほかの家臣には詳しくない……「でも,歴史を再現してみたい!」といった,戦国時代の歴史に軽く触れているくらいのプレイヤーでも,次にすべき目的が明確になるところだろう。
 また,挿入されるイベントムービーも,単なるおまけではなく,迫力ある演出で,ストーリーへの没入感を高めてくれる。こうした演出もあり,ゲームの流れが単調になりづらいと感じた。

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 国を富まし,他国を攻め,天下を統一するという,これまでと変わらない基本はそのままに,操作性は極力シンプルに,それでいて合戦などの表現はよりリアリティあるものへと進化した「信長の野望」最新作。シリーズ30周年の節目にリリースされた本作は,幅広い層が楽しめる,これぞ「信長の野望」と言える作品だ。今後はアップデートも予定されているので,この創造の世界を,ぜひプレイしてみてほしい。

画像集#014のサムネイル/「信長の野望・創造」をプレイムービーで紹介。まさにシリーズ集大成といえる本作で新たな戦国の世を創造しよう

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