「ラスト クロニクル」のブースターパック「天空編I」が3月27日に発売。「闘獣王 ガルバ・ベルガ」「空中霊園 パンデネア」などの新カードを掲載

　ホビージャパンは，同社が展開しているTCG「ラスト クロニクル」のブースターパック第7弾「天空編I」を2015年3月27日に発売する（「ラストクロニクルオンライン」では4月1日に実装）。
　天空編Iは，ラストクロニクルの新章と位置付けられているブースターパックで，これまでとは異なる世界を舞台に，新勢力による戦いが繰り広げられる。天空編Iの展開に合わせて，すべてのカードを利用できる「クラシック構築」以外に，天空編のカードのみで戦う「天空構築」という対戦フォーマットが作られ，新たにラストクロニクルを始めた人でもカードを揃えて戦いやすい環境が用意されるのも特徴だ。

　今回，ホビージャパンからこの天空編Iに登場する3枚のカードデータをもらったので，掲載しよう。
　まずはスーパーレアのユニット「闘獣王 ガルバ・ベルガ」。勢力は橙の「メギオン」だ。コストは7と重いが，時代IIから戦闘可能で，ユニット除去能力も備えている。注目ポイントは天空編Iで登場する新能力「追撃」を持っていること。追撃は，防御されたときに自身を回復することができ，さらに追加で1回攻撃できるというもの。時代IIから3500のパワーと追撃で暴れてくると，かなり厄介なことになりそうだ。


　お次は天空編Iの発表時に公開された，白の「ティルダナ」のスーパーレア「アテナ」。コスト2，パワー2000，オーラと，序盤の殴り合いで活躍してくれそうなスペックを持ちつつ，除去するには少しいやらしい能力を備えている。


　3枚目は新カテゴリ「ストラクチャ」のカード「空中霊園 パンデネア」だ。カードの性能がどうこうの前に，何よりもイラストが横向きというのが特徴的。ストラクチャは，毎ターン補充される動力カウンターを消費して，強力なアクションアビリティを使用できるカードになっているという。
　空中霊園 パンデネアの場合，パワーの低下や対戦相手への直接ダメージなど，なんとも黒のカードらしいアクションアビリティが揃っている。コストは4と，場に出すまでに時間が掛かるカードなので，動力カウンターを溜めるには，捨て札置き場のカードを活用できるデッキ構築が必要になるだろう。


　なお，天空編Iの実装に合わせて，ラストクロニクルオンラインではチュートリアルが一新され，クリア報酬がもらえるようになるとのこと。天空構築フォーマットが用意されることもあり，ラストクロニクルに興味があったという人が始めるには，良いタイミングになりそうだ。

チュートリアルの説明役となるユエン

「ラスト クロニクル」公式サイト

「ラストクロニクルオンライン」公式サイト