「ウイポ」シリーズの“集大成”となる「Winning Post 8」が発表。PC版が2014年2月28日，PS3版/PS Vita版が同3月27日に発売

　コーエーテクモゲームスは本日（2013年11月29日），競馬シミュレーションゲーム「Winning Post」シリーズの最新ナンバリングタイトル「Winning Post 8」のPC版を2014年2月28日に，PS3版/PS Vita版を同3月27日に，それぞれ発売すると発表した。豪華特典を同梱した「Winning Post 8 20周年記念プレミアムBOX」も，各プラットフォームの通常版と同時に発売される。価格は以下のとおり。

「Winning Post 8」公式サイト

※以下，価格はすべて税込
【PC】
　　パッケージ版：1万290円
　　ダウンロード版：8900円
　「Winning Post 8 20周年記念プレミアムBOX」：1万3440円

【PS3】
　　パッケージ版：8190円
　　ダウンロード版：7100円
　　「Winning Post 8 20周年記念プレミアムBOX」：1万1340円

【PS Vita】
　　パッケージ版：7140円
　　ダウンロード版：6300円
　　「Winning Post 8 20周年記念プレミアムBOX」：1万290円

「Winning Post 8 20周年記念プレミアムBOX」内容

• ゲームソフト本体
• Winning Post 20thメモリアルブック
• Winning PostシリーズサウンドトラックCD（2枚組み）
• Winning Post 20thメモリアルカレンダー
• ダウンロードシリアル
　Windows 版 ：所持金アップ＆お守りセット
　PS3/PS Vita 版 ：オンライン対戦限定 プレミアム騎手騎乗依頼チケット

　「Winning Post 8」は，1993年に発売された第1作以降，シリーズ作品を積み重ねてきた「Winning Post」シリーズの最新作。第1作の発売から2013年で20周年を迎えたシリーズということもあり，今作がシリーズの“集大成”であるとされている。
　今作では，シリーズで初めてプレイヤーキャラクターの配偶者や子供などが登場し，人物の血縁関係が継承されるようになるほか，種牡馬だけでなく繁殖牝馬の血統（牝系）も継承されるよう改良される。また，牧場が3Dモデルになる，競馬場での環境音が強化されるなど，視覚/聴覚的に臨場感が高められているようだ。史実に基づくお馴染みのイベントがすべてリニューアルされているというのも，長年“ウイポ”を追ってきたファンの目を引くだろう。
　PS3版およびPS Vita版は，育てた競走馬をオンラインでほかのプレイヤーと戦わせることができる。PS3版とPS Vita版の両方を持っている人は，セーブデータの共有も可能とのことだ。

　現在公式サイトには，福永祐一騎手からのメッセージが掲載されている。福永騎手も，最新のウイポをファンの一人として楽しみにしているようだ。

「Winning Post 8」公式サイト

「Winning Post」シリーズ20周年記念作品

新しい「ウイポ」。
親から子へ
脈々と受け継がれていく血統のロマン
固く結ばれた「人馬の絆」により
今日もまた、ターフに新たな物語が生まれる。

＜ゲーム概要＞
｢Winning Post」は、オーナーブリーダー（馬主兼生産者）となり、競馬界に携わる人々とのドラマや名馬を輩出していく喜びを味わえる本格派競馬シミュレーションゲームです。
1993 年1 月に第1 作が発売されて以来、四半世紀以上もの膨大な競走馬データと、すべての競走馬の血統が継承されていく独自のゲームシステム、また、多彩な競馬イベントなどにより、自分だけの競馬世界を構築したり、競馬史を追体験できる作品として、数多くのユーザーの方々にご支持をいただいてまいりました。
20 周年記念の集大成となる『Winning Post 8』は、「受け継がれる血統のロマン」をコンセプトに、何代にもわたり脈々と受け継がれる「人馬の絆」を描きます。最新競馬情報に対応することはもちろん、3D で表現されるようになった牧場を舞台に、競馬ライフを盛り上げるイベント、登場人物や競走馬の血統をつなぐ楽しみ、自分だけの牧場作りなどにより、新しい｢Winning Post」の世界をお楽しみいただけます。
プレイヤーは、愛馬や家族の成長を見守りつつ、競馬に関わる様々な人々と人間関係を築き、思い描く牧場を作り上げながら、オーナーブリーダーとして活動します。「自分だけの血統で大レースを制する」というシリーズの原点はそのままに、「プレイヤー一族に縁のある馬で凱旋門賞制覇」「一族による年末表彰の独占」「好みの牝系を活躍させ、歴史に名だたる名牝系を構築する」など、プレイヤーがそれぞれ思い描く"世界一のホースマン"を目指します。

＜ゲーム特色＞

（1） かつてない血統のドラマが、幕をあける。脈々と紡がれる人馬の絆
シリーズで初めてプレイヤーの配偶者や子どもなどが登場し、人物の血縁関係が継承されるようになりました。子どもや孫は騎手、調教師、牧場長、牧場スタッフとなり、競馬界の様々なシーンで活躍。「父が調教師として育てた競走馬に子供が騎乗してレースに出走する」といった展開も生まれていきます。
さらに、プレイヤーや子孫、騎手や調教師などには相性がよい「縁の馬」というシステムを追加。縁が深い馬に騎乗するとレースで能力が上昇したり、特別なイベントが発生したりと「人馬の絆」が感じられるドラマも描いていきます。

今作ではプレイヤーの血統をつないでいくことも可能。子孫たちは調教師や騎手、牧場スタッフとなりプレイヤーの馬主活動をサポートしてくれます。親子によるダービー制覇など、人馬の血統のドラマも描き出します

３人兄弟版:子孫が成長し、職業や年齢が変化した場面

福永騎手にとっての「縁の馬」であるシーザリオの子が生まれたことで、福永騎手が駆けつけるシーンです

プレイヤーの子どもが出産に立ち会うシーンです。プレイ進行に応じて、子どもと子馬の絆が育まれていきます

新しい能力として「縁の馬」を追加。各騎手にとって縁が深い馬の仔に騎乗すると、レースで能力がＵＰすることもあります

（2） シリーズの魅力である「競走馬の血統を繋げる楽しさ」も強化
種牡馬だけでなく繁殖牝馬の血統（牝系）も継承されるようになります。牝系の活躍に応じて、その牝系に「特性」が付与され、その牝系が活躍するほど、その特性を受け継ぐ可能性が大きく高まります。牝系の継承が配合に加わることで、より能力の高い競走馬の育成や、自分だけの血統図を構築する楽しみに奥深さが増しています。

プレイヤーは好きな繁殖牝馬を選んで、自分だけの牝系を築くこともできます。その牝系を活躍させることで、特性を獲得したり、名牝系への昇格を目指すことができます

実際の競馬の配合において重要とされる牝系の要素を追加。好きな牝系を伸ばしていったり、さまざまな牝系の特性を配合に活用したりすることができます。画面写真のフロリースカップ系は日本の３大牝系の一つで、ウオッカ、メイショウサムソンなど数々の名馬を送り出しています

牝系の解説も用意します

（3） シリーズ初！3Dで描かれる牧場&自分だけの牧場づくり
シリーズで初めて牧場が3D モデルで表現され、牧場内を馬が活き活きと動き回るシーンを演出します。
牧場には様々な効果を持つ施設を建てることができ、「競走馬の育成に特化した牧場」、「多くの人物が訪れる人脈重視の牧場」などプレイヤーの目的に合わせて、好みの牧場をつくれます。また、牧場施設の管理を子どもらに任せることで施設の効果が高まるなどの効果も生まれます。

牧場は拡張することもできます。初期では施設は少ないですがゲームを進めるうちに多彩な施設を立てることができるようになります

シリーズ初の３Ｄモデルで表現される牧場で、愛馬の成長が活き活きと描かれます

３Ｄ牧場には施設を自由に配置可能です。様々な効果を持つ施設を配置することで、自分だけの牧場を築けます

（4） ターフにこだまする歓声、躍動感あふれる展開。進化するレースシーン
競走馬の質感や動きはもちろん、力強く踏みしめる蹄音や観客の大歓声などの環境音も強化し、これまで以上にリアリティかつ臨場感あふれるレースシーンを演出します。また1980 年代から、現代、未来へと続く時代に合わせてレースシーンの雰囲気や実況の演出にバリエーションが加わり、各世代の移り変わりを表現します。

競走馬の質感や動きはもちろん、力強く踏みしめる蹄音や観客の大歓声などの環境音も強化し、これまで以上にリアリティかつ臨場感あふれるレースシーンを演出します

1980年代レトロな雰囲気を出したセピア風なイメージ

90年代はブラウン管のイメージでアナログ時代を感じさせるシアン系の色合いを強調した風合いです

現代になるとクリアな画質になります

（5） 最新競馬事情に対応。新設GI「チャンピオンズカップ」にもいち早く対応
最新競馬情報にも対応し、2013 年菊花賞馬エピファネイアや第80 回日本ダービーを制したキズナなどの2013 年の競馬シーンを沸かせた実在馬のほか、2 歳牝馬で注目のハープスターといった新たな馬も登場します。実在競走馬の登場数は前作の約1.5 倍となり、中央馬はもちろんのこと、シリーズファンの要望の高い海外馬や地方馬、往年の競走馬も大幅に追加しています。レース番組は2014 年春季日程に合わせ、中京競馬場2 つ目のGI レース「チャンピオンズカップ」をはじめとした新設重賞など、JRA レース番組の大幅改編にいち早く対応します。

凱旋門賞２年連続２着、世界の頂へあと一歩のところまで迫った黄金の三冠馬・オルフェーヴルも登場します

武豊騎手を鞍上に第８０回日本ダービーを制したキズナも登場します

新潟２歳Ｓを圧勝し、早くも牝馬路線の主役と目されているハープスターも登場

（6） 競馬ライフを彩る、数多くのイベント
シリーズでおなじみのイベントは、すべてリニューアル。競馬ファンが心を躍らせた史実に基づくイベントはもちろん、親子鷹でのダービー制覇や、縁のある血統を持つ競走馬との関わりなどを描いたイベントも多数収録し、劇的なゲーム展開を楽しむことができます。

プレイヤーはイベントキャラと出会い、イベントを重ねると、結婚できます

プレイヤーの子が騎手となり、初勝利の感動を語るシーンです。プレイヤーと力を合わせて、大レース制覇を目指します

シリーズおなじみのキャラである樫本桃子（WP3の秘書）のイベントです

シリーズおなじみのキャラである天本恭子（WP6の秘書）のイベントです

（7） シリーズファンの要望に応えるパワーアップ要素が満載
所有できる競走馬の頭数の増加、競走馬の現役年齢の引き上げ、新規パラメータ（特性）の追加による競走馬・騎手・調教師の個性の強化、実況フレーズの追加など、シリーズファンの要望に応えた改編にも対応しています。

（8） つながる！ 広がる！ PS3版、PS Vita版のポイント
PS3 版、PS Vita 版では、オンラインにより、育てた競走馬で他のプレイヤーと対戦可能。ランキングなども用意します。PS3 版とPS Vita 版はセーブデータの共有もできます。これにより、家では大画面TV でPS3版をプレイ、その続きを外出先ではPS Vita 版でプレイ、といった楽しみ方も可能です。


■キャラクタービジュアル

福永祐一騎手　2013年11月17日現在、騎手リーディングのトップに立っている福永祐一騎手（実名）

プレイヤー子孫・子供時代・男

プレイヤー子孫・調教師（牧場長）・男　プレイヤーの子孫キャラクターは男女、職種別にさまざまな顔スチルを用意しています。これは男性子孫キャラの一例

プレイヤー子孫・子供時代・女

プレイヤー子孫・騎手・女 女性子孫キャラの一例

樫本桃子　シリーズお馴染みの知人キャラクター（WP3の秘書）

西村里咲　シリーズお馴染みの知人キャラクター。今作ではバレットとして登場

天本恭子　シリーズお馴染みの知人キャラクター（WP6の秘書）

秘書　プレイヤーのオーナーブリーダー生活をサポートする新キャラクター

「Winning Post 8」公式サイト