The Farm 51，新作「Get Even」の制作を発表。開発には新たな3Dスキャニング技術が採用に

　ポーランドのデベロッパ，The Farm 51は，新作「Get Even」の制作を公式サイトで発表した。また，これに合わせてスクリーンショット数点が公開されている。本作はPCと新世代ゲーム機用ソフトとして2015年に完成される予定とのことだ。

　The Farm 51といえば，FPS「NecroVisioN」で2005年にデビューし，その後も「Painkiller: Hell ＆ Damnation」（PS3/Xbox 360）や「Deadfall Adventures」といった一人称視点のゲームを精力的にリリースしているデベロッパだ。「Get Even」がどういったジャンルの作品になるかは不明だが，UnrealEngineをベースとし，1つのイベントを主人公2人の異なる視点から描いていくような“ストーリーテリング”になるという。キャンペーンモードには，AIキャラクターを，オンラインを介してほかのプレイヤーが使えるというシステムが搭載されるようだ。


　また，サードパーティの研究機関による協力で，最新の3Dスキャニング技術が採用され，俳優をキャラクターモデルとして使うほか，実在するロケーションをゲームに取り込んで開発されているという。詳しくは2014年1月に発表されるとのことなので，続報を期待しよう。