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「FFXIV」のパッチ3.1で“空島探索”と“ロードオブヴァーミニオン”が登場。3.07の調整内容も公開された第24回プロデューサーレターLIVEをレポート
今回の「第24回 プロデューサーレターLIVE」は,同作の2周年を記念して配信された「14時間生放送」のなかで行われたもので,6月末に発売された初の拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」(PC / PS4 / PS3。以下,パッチ3.0)をさらに発展させる,パッチ3.1にフォーカスした内容となっている。登壇者は,プロデューサー兼ディレクター 吉田直樹氏と,コミュニティチーム室内俊夫氏だ。
パッチ3.1特集……の,前に!
さて,パッチ3.1で実装される内容の紹介を中心とした今回の放送だが,本題の前にパッチ3.0以降に認識され,フォーラムで熱心に議論されている“HOTな話題”に関して吉田氏が項目別に説明を行った。
・占星術師に大幅な調整
既存のヒーラーに比べて回復力が低い,個性であるカードの効果が実感しづらいといった問題が認識されていた占星術師だが,8月25日に実装予定のパッチ3.07で,多くのヒールアクションが強化され,さらに「運命の輪」といった固有技に追加効果が付くといった調整が入るとのことだ。さらに,占星術師の個性であるカードの効果も,一部の効果時間が倍になるなど,総合的に上方修正が行われるという。
・モンクは細かい調整で使い勝手がアップ
パッチ3.07で,「疾風迅雷」の効果上昇,「闘魂旋風脚」のリキャスト調整といった細かなテコ入れが行われ,使い勝手が上昇するようだ。
一方,以前のプロデューサーレターLIVEでも話題に上がった,“非戦闘状態のときのみ,「闘気」を1ボタンで5スタックするアクション”にしてはどうかという件は保留となったとのこと。これは過去に吉田氏が回答したとおり,インスタンスダンジョンなどで,敵を1グループずつ殲滅していく際にバランスが崩れてしまう可能性がある,という点がまだ調整しきれていないからというのが主な理由だ。
・暗黒騎士と機工士にも微調整アリ
暗黒騎士には,サブタンク時のTPが枯渇しやすい状態を改善する施策を,機工士には「リロード」のリキャストを調節して,退屈になる時間を減らすといった調整が入る。これらの調整も,8月25日のパッチ3.07で反映される予定だ。
・待望のTPゲージが実装
待望のパーティメンバーの残TPを表すTPゲージが,パッチ3.07で実装されることになった。これに伴って,これまで表示されていたパーティボーナスの表示は,パーティウィンドウへ移動する。
TPゲージ(数値化はされない) |
パーティボーナスを確認する場所はウィンドウ内に変更 |
・そのほか
上記のほか,パッチ3.07では護符の調整が行われ,また一部のPvPアクションにも調整が入る予定だという。
一方,調整が見送られた項目もある。例えば,最難関のレイドダンジョンにタンクで挑むために,マテリア禁断によって大幅にVITを向上させた新式アクセサリを着用したのに,クリア後に獲得できるアクセサリの能力が低く,報酬としての価値が低くなってしまっているといった問題だ。これは吉田氏も認識しているとのことだ,同時に調整の難しい内容でもあるとのこと。いずれにせよ,ゲーム内のバランスについては細かく目をとおしており,調整の余地があればできる限り行っていくというスタンスは,今後も変わらないとのことだった。
パッチ3.1実装コンテンツ特集
ここからはいよいよパッチ3.1で実装される予定のコンテンツについてお伝えしていこう。パッチ3.0で新コンテンツが追加されたばかりだが,パッチ3.1で再び新しい遊びが多数入るようだ。これも,吉田氏の説明に合わせて,項目別に紹介したい。
・クエスト関連
クエスト関連では,まずメインクエストの拡張が行われ,パッチ3.0で語られた竜詩戦争編に続く,その後の物語が語られる。さらに,「聖アンダリム神学院記(仮)」という,同名の場所を舞台にしたサイドストーリーが始まるようで,これは吉田氏いわく“学園モノになるのではないか……?”とのこと。
また,新たな蛮族クエストとしてバヌバヌ族が登場することも告知された。過去のプロデューサーレターLIVEで実装が約束された“バヌバヌ族の踊りエモート”に関連した内容になるようだ。
・バトル関連
バトル関連も盛りだくさんで,2種類の新規インスタンスダンジョン,さらにクリスタルタワーに続く24人コンテンツ「魔航船ヴォイドアーク(仮)」が実装される。加えて,8月27日に始まるイベント「新生祭」でその詳細が明らかになるという「蛮神○○討滅戦」,そして今までのFFXIVにはない新しいバトルコンテンツを目指したという「エアシップボイジャー“空島探索”(仮)」の追加もあるようだ。
「エアシップボイジャー“空島探索”(仮)」は,特定の島に複数のパーティが降りたち,レベル80,90といった大量のモンスターを複数のプレイヤーで殲滅していくコンテンツになるそうだ。現地では採集もできるようで,例えばギャザラーでパーティを組んで,安全確保してからアイテムを採って帰ってくるといった遊び方も想定されているという。
現在のエアシップボイジャーコンテンツは,フリーカンパニーに所属していないと利用できないが,この「“空島探索”(仮)」は無所属のプレイヤーでもイシュガルドランディングの“探索船”に乗り込めば遊べるとのこと。ただし,フリーカンパニー所属者がある程度狙った島に行くことができるのに対して,無所属で“探索船”を使うプレイヤーは行き先が不明瞭になってしまうようだ。
全体としては,シャウトなどを利用するフィールドを意識した遊びで,少し昔のMMORPGらしい雰囲気を意識したとのこと。
また,バトル関連の細かい調整として,コンテンツファインダーを人数制限解除設定で遊んだ際に,クリア時間が表示されるようになるという。これは,現在プレイヤー間で行われているコンテンツのタイムアタックをいわば公式化したものとなっている。さらに,レベル50のインスタンスダンジョンでも経験値が獲得できる調整も,いよいよ行われるようだ。
そして,ある意味では待ちに待った「新武器強化コンテンツ」もパッチ3.1か3.15に実装予定で,これについては詳細こそ明らかにされなかったものの,新ジョブ3種(暗黒騎士,占星術師,機工士)の武器のアートワークがチラ見せされた。今回のアートワークが武器強化のどの段階かは,まだまだ秘密らしい。
・ゴールドソーサー
バトルに続いて紹介されたのは,ゴールドソーサーについて。こちらもパッチ3.1で全体的にアップデートが行われる予定だ。中でもユニークなのは,新コンテンツ「ロードオブヴァーミニオン」である。これは,“ミニオンを使ったリアルタイムストラテジーっぽい対戦ゲーム”で,具体的には2チームに分かれてミニオンを大量に投下し,専用フィールドにて闘わせるものになるという。
レアなミニオンを持っていないと勝てないというゲームではないが,ミニオンをたくさん持っているほうがお気に入りのミニオンで遊べるので楽しいかもしれない,と吉田氏。PvP用に用意したレートマッチングシステムがなぜかここに使われており,勝率に従ったランク付け,そしてそのランクに応じたマッチングが行われるそうだ。
・カンパニー/ライブコンテンツ/システム関連
クエストや戦闘のほかにも,パッチ3.1ではさまざまな追加/調整が入るようだ。細かい内容もあるが,放送内で使用されたスライドを元に,気になる項目を確認していってほしい。
ちなみに,パッチ3.1の情報は今後のプロデューサーレターライブや東京ゲームショウといったイベントで発表していくとのこと。パッチ3.1の実装日がまだ発表されていないところを見ると,嬉しい情報は今後も追加されていきそうだ。
お知らせなど
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