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「ドラゴンクエスト−ダイの大冒険−」新作アニメ&ゲーム化がサプライズ発表された「星ドラCEO就任記念 堀井雄二×DAIGO生対談」レポート
21日のスクウェア・エニックスブースのステージにて「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二氏と,「星のドラゴンクエスト」(iOS / Android)CEOのDAIGOさんの生対談がおこなわれた。
本稿では対談の模様と,ステージ後半に発表された「ドラゴンクエスト−ダイの大冒険−」新プロジェクトについての情報をお届けしていこう。
「星のドラゴンクエスト」公式サイト
「星のドラゴンクエスト」ダウンロードページ
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堀井氏の提案でDAIGOさんによる配信番組が決定!?
ステージには「星のドラゴンクエスト」プロデューサーの市村龍太郎氏,堀井雄二氏,そして勇者のマントなどを身に着けたDAIGOさんが登壇。
堀井氏はテレビで,DAIGOさんはゲームで,2人ともお互いのことを知っていると話し,初対面の気がしないととても打ち解けた雰囲気だった。
対談の最初のテーマは,「DAIGOさん初めてのドラクエ」だ。DAIGOさんはファミリーコンピュータのころから遊んでいた世代で,「ドラゴンクエスト」は兄弟と一緒に1作目から遊んでいるという。
1作目は名前によってステータスが変わるシステムだったため,DAIGOさんは“やり”という名前のステータスが気に入り,3作目くらいまで遊んでいたと語る。
最新作の「ドラゴンクエストXI」は奥様もプレイしていたそうで,別々に進めていたものの最後はタイミングを合わせて一緒にクリアしたそうだ。1人でじっくりと遊べるRPGだが家族や友達と相談したり,DAIGOさんのように一緒にクリアを目指したりする遊び方ができるのも多くのファンに愛され続ける「ドラゴンクエスト」シリーズらしい楽しみ方だろう。
もちろん「星のドラゴンクエスト」もやり込んでいるそうで,ゴールドが尽きるまで食べ物を作り続けているとのこと。DAIGOさんから「素材集めをオートにしてほしい」とCEOらしい要望が提案され,市村氏も検討すると答えていた。
次のテーマ「DAIGOさんから堀井氏へ聞きたいドラクエの◯◯」では,筋金入りのファンらしい鋭い質問が飛び出す。
「(ロトシリーズは)三部作で考えていたんですか」という質問に堀井氏は,「考えていなかった。1作目の人気を受けて2作目を作り,3作目の時に(2と同じ)未来じゃつまらないから過去に戻した。それがうまくまとまったため,4作目はどうしようか悩んだ」という。
堀井氏はストーリーも絞り出すように毎日考えているそうで,「ドラゴンクエストIII」はいわば“(バラエティ番組の)ドッキリ企画”。何が起きたら楽しいかイベントから考えたとのこと。
呪文やキャラクターのネーミングも堀井氏が担当しており,関西の人間なので呪文は擬音系が多いそうだ。ボスは強そうにする,神々しくするなどニュアンスで決めていると話す。そのアイデアに,DAIGOさんもすごいと驚いていた。
最後のテーマは「堀井氏からCEO DAIGOさんにやってもらいたいこと」だ。堀井氏から「来年もCEOをお願いしたい」と言われ,DAIGOさんは快諾。さらにDAIGOさんのプレイしている様子を配信してほしいという提案にも,DAIGOさんは「GGI(ガンガンいこうぜ)」とノリ気だった。DAIGOさんがどんな企画で,どんなプレイを見せてくれるのか実現するのが待ち遠しい。
また2020年新春の「星のドラゴンクエスト」のCMにもDAIGOさんが出演するそうなので,そちらも楽しみにしていただきたい。
2020年秋に「ドラゴンクエスト−ダイの大冒険−」が帰ってくる!!
イベント終盤に「集英社 ジャンプ情報局」のコーナーがあり,そこで「ドラゴンクエスト−ダイの大冒険−」が2020年秋に完全新作アニメ化,さらにゲーム化企画も同時に進行していることが発表された。
原作をずっと読んでいたというDAIGOさんも「『ダイの大冒険』でDAIGOの大冒険がまた始まる」と喜びを隠しきれない様子。
さらにスペシャルゲストとして,原作の三条 陸さんも登場した。ちなみに三条さんも「星のドラゴンクエスト」をやり込んでおり,ジャンプフェスタのステージにも観客として見に来ているそうだ。
原作について,堀井氏は「『ドラゴンクエストIII』が社会現象になってジャンプでもマンガを連載したいという話になったが,ゲームをそのままではつまらないと三条さんに作品の世界観で別の話とお願いした」と話す。
三条さんも「読み切りのときは「ドラゴンクエスト」のモンスターが好きだったので,最初はモンスター使いの少年といった設定だった」と貴重な話を聞かせてくれた。
今回のプロジェクトは,「星のドラゴンクエスト」とのコラボによってファンの期待が高まったことで動き出したそうだ。
ゲームの開発はスクウェア・エニックス,プロデューサーは市村氏が担当するという。
詳しくは明かされていないがDAIGOさんからの質問に,堀井氏から「ハードは言っていいんだっけ」と気になる発言も飛び出した。
またアニメに合わせて「星のドラゴンクエスト」と「ダイの大冒険」のコラボという話も盛り上がっていたので,そちらにも期待したいところ。
2019年12月23日より「週間ジャンプ+」で原作の無料配信スタート(毎週月曜日更新),2020年1月6日より各配信サイトでアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険(1991)」の配信が決定。
原作や1991年版のアニメを楽しみつつ,2020年のアニメ&ゲームを心待ちにしよう。
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