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スクウェア・エニックスのインディーズゲーム開発支援プログラムで生まれたパズルアドベンチャー「The Turing Test」が8月30日にリリース
スクウェア・エニックスが海外で展開する独立系デベロッパの開発支援プログラム「Square-Exix Collective」で誕生した「The Turing Test」は,水分の存在が確認されている木星の衛星エウロパで,未知の生物を調査していた研究施設を舞台に,主人公のアヴァ・チューリングがさまざまなパズルを解き明かしていくという内容だ。
このエウロパにあるという研究施設は,未来の大企業Ashiyama Industriesの所有物であるという設定で,そのユニフォームに付けられたロゴを見るに,チューリング自身も同社の関係者らしい。施設は何らかの理由で無人になっているが,T.O.M.という小型ロボットを分身に持つ人口知能に制御されている。
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ゲームプレイは,「Portal」や「The Talos Principal」などのパズル性を思い起こさせるもので,EMT(Energy Manipulation Tool)と呼ばれる電気放射型のツールを利用する。壁に張り巡らされた回線をヒントにして,このEMTをグラビティガンのように使って作動装置を掴んで特定の場所に組み込んだり,電磁波の発砲で遠距離からスイッチを入れたりなどの手順を踏んでいくことで,ドアが開いて次のステージに移動できるという仕組みだ。このEMTは,それぞれの部屋において異なる能力が与えられるとのことで,ロジック系のパズルゲームに多いマンネリ化を防いでいる様子がうかがえる。
Unreal Engine 4で表現される基地外部の雪嵐と,内部の無機質な風景の違和感が独特で,孤独な環境下でのストーリーも満喫できそう。今のところ日本語化される予定はないようだが,続報に注目しておきたいところだ。
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「The Turing Test」公式サイト
- 関連タイトル:
The Turing Test
- 関連タイトル:
The Turing Test
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