ケイブの新作は「モバイル向けのMMO」。巨大ロボットを用いた紛争が起こる近未来の日本が舞台で，井上淳哉氏や芝村裕吏氏らが開発に参加

　ケイブは本日（2017年4月29日），現在開発している新作の情報を，東京のベルサール秋葉原で開催している「ケイブ祭り2017『ドキドキ ケイブの入学式〜先生も胸ふくらむ春！〜』」で公開した。


　タイトル名などは明らかにされなかったが，ケイブ副社長の池田恒基氏によると「モバイル向けのMMO」としてリリースされるとのこと。作中の舞台は，ある事件によって荒廃した近未来の日本で，そこでは少年少女達による3つの勢力が武力衝突を起こし，内戦状態になっているという。プレイヤーは，3勢力のいずれかに所属して紛争を戦っていくことになる。

　本作では池田氏が総監督を務め，「デススマイルズ」や「エスプレイド」でイラストやデザインを担当した井上淳哉氏がアートディレクターとして参加。また，「ガンパレード・マーチ」「刀剣乱舞」などに携わった芝村裕吏氏がシナリオを担当する。シナリオは，3勢力の趨勢に応じて変化していくという。

　メインキャラクターやロボット兵器などのイメージビジュアルも公開された。開発の進捗は，池田氏によると現状30〜40％ほどとのことだ。

赤をイメージカラーとする勢力は，日本を改革しようとしている。運用するロボットは機動力や飛翔力に秀でているらしい

青の勢力は，それまでの日本を守ろうとする。運用するロボットは戦車をイメージした無骨な外見だ

緑の勢力は，日本を勢力下に収めようとする海外の組織。ロボットは，パワードスーツのような人体の延長線上というイメージでデザインされている

会場ではアートの展示も行われていた