「Portal」の世界観を取り入れた物理系パズル「Bridge Constructor Portal」のコンシューマ版が海外でリリース

　ドイツのHeadUp Gamesは，2017年12月にリリースされた物理シミュレーションパズル「Bridge Constructor Portal」（PC / iOS / Android）のコンシューマ版（PS4 / Xbox One / Nintendo Switch）を海外で発売した。


　2011年にリリースされた橋梁建設シムの「Bridge Constructor」は，適切な資材や構造で，トラックやタンクローリーの重量に耐えうる橋を建設するというゲームだ。こう書くと地味なのだが，それに似合わないド派手な破壊表現が話題となり，iOS版だけでも2700万本がダウンロードされたという隠れたヒット作である。

　そんな「Bridge Constructor」と，Valveのパズルアクションシリーズ「Portal」がコラボして生まれたのが，「Bridge Constructor Portal」だ。高性能AIであるGLaDOSの指示に従って実験室内に橋を作り，車に乗った「ベンディーズ」と呼ばれるキャラクターを渡すのが目的となる。60のステージが用意されており，キューブやセントリータレットはもちろん，フェイスプレートや各種ジェルなど，お馴染みのアイテムも登場。GLaDOSの声を，おなじみのEllen McLain（エレン・マクレイン）氏が担当していることも，「Portal」シリーズのファンには見逃せないところだろう。


　なお，PC版とスマホ版は日本語表示に対応しているが，現在のところコンシューマ版の国内販売についての発表はない。続報を待ちたいところだ。