アーリーアクセスで“圧倒的に好評”の工場建設シム「Satisfactory」，9月10日に正式ローンチ

　Coffee Stain Studiosは，2019年からアーリーアクセス版を公開している工場建設シミュレーション「Satisfactory」の最新トレイラーを公開し，2024年9月10日に正式ローンチするとアナウンスした。


　“ヤギシム”こと「Goat Simulator」シリーズで知られるCoffee Stain Studiosの新作となる「Satisfactory」。未知の惑星をソロもしくは仲間とともに探索しながら，天然資源の採掘から物資の生産を行い，さらに遠い場所へ必要なものを運び出していくという，ベルトコンベアでつながれた巨大な工業都市を築き上げるシミュレーションゲームだ。


　Epic Games Store（リンク）でのアーリーアクセスはリリースから5年以上経過しているが，総合評価は5点中4.9となっている。さらに，Steam（リンク）のユーザーレビューも“圧倒的に好評”を維持しており，現時点で550万本を販売するヒット作となっている。


　9月10日に正式リリースされる「Update 1.0」では，オープンワールドマップ上の資源ノードの追加や変更，削除が行われる。特に北部森林地域でのノードの削減により，プレイヤーが後半に差し掛かるにつれて，さらに拡張していかざるを得ないような状況になるという。

　また，鉄や銅，石灰岩，および水間欠泉のような基本資源ノードは，マップ全体に散在させて比較的簡単に入手できるようになる。石炭については，The Abyssの近くでは増やされる一方，マップ全体の量は減らされるといった変更が加えられるそうだ。

　「Update 1.0」では，手動でバイオマスバーナーの補充を行う必要がなくなるため，ゲーム序盤で工場の設計や建設に，より多くの時間を費やせるようになるのもうれしいところ。

　さらにティア5と6での進行は，それぞれヘビーモジュラーフレームとコンピューターによって制限されなくなるなど，ゲーム後半でのフェーズやティア間での移行もさらにスムーズなものになるという。全体的にプレイヤーへの過度な負担が軽減され，コアなゲーム面に集中できるような対策が行われるようだ。

　既報のとおり，現在Steamで開催されているサマーセール終了後には，「Satisfactory」の価格は29.99ドルから39.99ドルへと10ドル引き上げられる予定になっている。サマーセールでは1590円（税込）で販売されているので，「Satisfactory」が気になっている人は値上げになる前に購入しておくといいだろう。

「Satisfactory」公式サイト