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Radeon RX 9060 XT搭載カードや光らないマザーボードなど,ASRockブースの注目製品をチェック
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ブースに展示されていたのは,3連ファン搭載の白色クーラーを採用した「Steel Legend」シリーズと,2連ファンクーラーを
搭載した比較的コンパクトな「Challenger」シリーズの製品だ。いずれもグラフィックスメモリ容量16GB版と8GB版をラインナップするという。
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AMDによると,世界市場における発売日は6月5日の予定で,メーカー想定売価は,グラフィックスメモリ容量16GB版が349ドル,8GB版が299ドルとのことだ。日本市場での価格は明らかになっていない。
ASRockによると,2025年3月に登場した上位モデル「Radeon RX 9070」シリーズを搭載したグラフィクスカードは,かなり好調な売れ行きをキープしているそうだ。
最近の大作ゲームをそれなりの高画質でプレイしようとすると,グラフィックスメモリ容量に12GB,あるいは16GBを要求されるケースが増えている。16GB版のRadeon RX 9060 XT搭載カードが比較的安価に購入できるようであれば,Radeon RX 9070シリーズと同様に人気を獲得しそうだ。
マザーボードでは,AMD製チップセット「AMD X870」を搭載した製品が新たに登場した。なかでも日本国内のPCパーツファンからの注目を集めているのが,クリエイター向けの「X870 Taichi Creator」と,配信者向けの「X870 LiveMixer WiFi」だという。
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X870 Taichi Creatorは,安定したUSB電源供給を重視したUSBポート「Ultra USB Power」を4基も搭載しているのが見どころとなっている。
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Ultra USB Powerは,12V電源からUSB用の+5Vに変換する専用ICを使用したポートで,USBデバイスを複数つないだときの電圧降下を防ぐというものだ。
また,X870 Taichi Creatorは,イマドキのマザーボードとして,LEDイルミネーション機能を搭載しないのもポイントだ。落ち着いたデザインのPCを自作したいという人には魅力的だろう。
一方のX870 LiveMixer WiFiは,23基のUSBポートを備えていた既存製品から,2基追加した25基のUSBポートを搭載するのが見どころだ。
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海外では,オーバークロッカー向け製品である「X870E Taichi OCF」に注目が集まっているという。既存のオーバークロックメモリをそのまま載せて,高クロック動作させやすいという点に魅力があるようだ。
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ゲーマー向けの「Phantom Gaming」ブランドでは,「X870 Nova WiFi」を展示していた。すでに販売されている「X870E Nova WiFi」のAMD X870搭載版というもので,既存製品よりも手に取りやすくなりそうだ。
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ASRock製の電源ユニット(関連記事)では,Steel Legendシリーズの容量1200Wモデルが登場するという。コンパクトなSteel Legendシリーズで大容量モデルがほしいという人にとっては朗報と言える。
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また,独自の温度センサー付12V-2×6ケーブルにL型コネクタを採用したモデルも展示していた。ケーブルの長さは700mmで,使い勝手が良さそうだ。
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ASRock公式Webサイト
4Gamer.netのCOMPUTEX 2025特集ページ
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