リリース
「E-mote」のバージョン3.9.6リリース。SDKの30%高速化を実現
E-mote 3.9.6 | |||
配信元 | エムツー | 配信日 | 2018/12/06 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
1クリックで実行できるツールパネルとミラー編集モード実装で作業効率化
SDKを30%高速化
エムツーは、2Dイラストを滑らかに立体的に動かす技術『E-mote』(エモート)をver. 3.9.6にアップデートしました。E-mote 3.9.6では、ツールパネルとミラー編集モードの追加による作業の省力化、PSDインポート機能の拡張、SDKの実行速度の高速化、Unity SDKの改善などに対応しました。
■ツールパネルを新規追加
1クリックの操作で「特定リストアイテムへのフォーカス移動」「参照画像の切り替え」「メッシュ変形」などのショートカットをパネルから選択できるようになり、作業効率が飛躍的に向上しました。
ツールパネルのショートカットリスト
- 「ミラー編集」モードのON/OFF
- 「パラメータ編集」、「物理挙動編集」、「最近編集したメッシュ」へのフォーカス移動
- 参照画像の表示切り替え
- メッシュ変形などのショートカット ポイントアンカー表示のON/OFF
エッジアンカー表示のON/OFF
左または右に少し傾ける
少し抑制/強調する
上下左右に移動する
上下左右に少し移動する
少し縮小/拡大
垂直方向/水平方向に反転する
■ミラー編集モードを新規追加
ミラー編集モードのイメージ(gifアニメ)
メッシュの「左側、もしくは右側」だけを編集すれば、反対側も同時に編集されるミラー編集モードを追加しました。
これにより、正面タイプのテンプレートでの編集作業が大幅に省力化できます。
■PSDインポート機能を拡張
不足レイヤーの一覧表示
PSDインポート時に、不足しているレイヤの一覧表示を追加しました。
これにより、命名を誤って正しく読み込めていないレイヤなどがひと目でわかるようになりました。
左右型パーツの取り込み優先順位指定 |
目や眉といった単一レイヤ画像から左右のパーツを切り出す左右型パーツでは、レイヤ画像を自由に左右に分割します。
このケースで、左右分割が出来なかった際にレイヤをどちらのパーツへ割り当てるか、優先順位を設定できるようになりました。
デフォルト状態の「両側」に左右両方のパーツにレイヤ全体のバウンズが設定されますが、
これを「左側」または「右側」に設定することで、左右どちらかのパーツのみに割り当てを強制することが出来るようになっております。
■SDKの動作速度を高速化しました
SDK最適化による高速化
SDKの最適化により5〜10%の高速化を実現しました。
モデルデータのデータ構造最適化による高速化 |
エクスポート時にモデルデータの最適化を行うことによって、約30%の高速化を実現しました。
エクスポート設定に新たに追加となった「データ構造を最適化する」オプションを有効にすることで、最適化したモデルデータを出力することができます。
※ 高速化はモデルデータにより上下します。また、最適化したデータは3.9.5以前のSDKでは再生できません。
■Unity SDK改善などE-mote3.9.6の詳細
その他、Unity TYPE2 SDKに多数の改良を加えました。E-moteエディタやSDKの新機能・変更点・不具合修正についてはE-mote3.9.6 リリースノートをご覧ください。
- 関連タイトル:
E-mote
- この記事のURL: