Key25周年の締めくくりに名作「CLANNAD」関連の楽曲がサブスク解禁！　テレビアニメの一挙放送は5月6日までアーカイブ公開中だ【PR】

　ビジュアルアーツは2025年4月28日，現在実施中のテレビアニメ「CLANNAD」全話一挙配信（アーカイブは5月6日23：59まで公開）に合わせて，ゲーム版のサウンドトラック「CLANNAD Original SoundTrack」を含めた，CLANNADに関連する楽曲のサブスク配信を開始した。


　ビジュアルアーツは2024年9月から，社内音楽レーベル「Key Sounds Label」で発表した楽曲の，音楽ストリーミングサービス展開を始めている。
　同社のゲームブランド Keyの代表作である「Kanon」「AIR」，そして現在アニメも放映中の「Summer Pockets」などのゲームタイトルを始め，「Angel Beats!」といったオリジナルアニメを含めた収録楽曲が，これまでに第8弾まで順次追加されており，今回が第9弾の解禁となるわけだ。



　第9弾で解禁されたシングル/アルバムは以下のとおり。

・CLANNAD Original SoundTrack
・CLANNAD arrange album 'MABINOGI'
・CLANNAD remix album '-memento-'
・CLANNADイメージボーカルアルバム 'ソララド'
・CLANNADイメージボーカルアルバム 'ソララドアペンド'
・メグメル／だんご大家族
・時を刻む唄 / TORCH
・時を刻む唄 / TORCH -Piano Arrange Disc-
・Orpheus　〜君と奏でる明日へのうた〜
・幸せになる番 / CANOE 〜Nocturnal Waltz Remix Version〜


　簡単に紹介しておくと，ゲーム版およびテレビアニメ第1期のオープニングテーマが「メグメル」であり，テレビアニメ第2期（AFTER STORY）のオープニングテーマが「時を刻む唄」となる。
　メグメルのテレビアニメ版は，ゲーム版のサントラである「CLANNAD Original SoundTrack」に収録された同曲に，一部アレンジが加えられたものだ。一方，カップリング曲である「だんご大家族」は，テレビアニメ版エンディングテーマとして初めて具体的な歌詞が付けられたもので，「メグメル／だんご大家族」のみの収録となる（ゲーム版でヒロイン渚のテーマ曲である“渚”がもとになっている）。

　ちなみに，「Orpheus　〜君と奏でる明日へのうた〜」は，ビジュアルアーツ20周年記念で2012年に開催された，ビジュアルアーツ大感謝祭のテーマソングで，LiaさんやRitaさん，LiSAさん，KOTOKOさんなど，同社のコンテンツに関わった錚々たるアーティストが参加した楽曲だ。



　そして，「幸せになる番 / CANOE 〜Nocturnal Waltz Remix Version〜」は，同じくビジュアルアーツ大感謝祭にて特典として配布されたCDの楽曲だ。
　なかでも「幸せになる番」は，ゲームシナリオライターであり，作詞・作曲家でもある麻枝 准氏が書き下ろした楽曲で，Liaさん，多田 葵さん，Ritaさん，茶太さんの4人が歌う。ジャケット画像からも分かるように，「Kanon」「AIR」「CLANNAD（＋智代アフター）」「リトルバスターズ」の作品，とくに楽曲をイメージする歌詞で構成された，ファンにはたまらない1曲となっている。
　Key20周年記念の「KeyBOX -for two decades-」（CD50枚組）にも収録されていたが，当時は手が出せず単独でのリリースを心待ちしていたファンも多いのではないだろうか。


　ちなみに，「CLANNAD」は2004年4月28日にKeyからリリースされた，PC用の恋愛アドベンチャーゲームだ。
　主人公の岡崎朋也を中心に，学生だった青春時代からその後，いわゆる学園ものではあまり語られない卒業後まで，変わりゆく街で生きている人々の物語を描いた大作である。
　本作では，ヒロインたちが持つそれぞれの事情と，それを乗り越えての恋愛模様はもちろん，誰もが経験するであろう，もしくは経験したであろう家族や友人，生活に関わる悩みや葛藤とも向かい合うことになる。それもあって，大人になってから本作に触れてみると心にざっくりと刺さり，より共感できて感動してしまう作品でもある。


　“泣きゲー”の名作として人気を博し，家庭用ゲーム機やスマートフォンなど，さまざまなプラットフォームに移植された本作だが，音声が収録された家庭用ゲーム機版は，すべてをくまなく見聞きするためには，200時間を要すると言われるほどの大ボリュームとなっている。


　なお，一挙放送のアーカイブを公開中のテレビアニメ版は，2007年の「CLANNAD」（全22話）と，続く2008年の「CLANNAD AFTER STORY」（全22話），そして特別編5話と実に4クール分で展開されている。それでも語り切れていないエピソードが存在しているあたり，そのボリューム感が分かるのではないだろうか。

　心に残る「CLANNAD」の名曲から，Keyの初期4作品をイメージさせる「幸せになる番」のサプライズ配信まで，CLANNAD20周年の締めくくりを飾るにふさわしい解禁となった第9弾。さっそく「Key25周年」の特設サイトをチェックして，利用している音楽配信サービスサイトで名曲の数々にひたろう。

「Key25周年」特設サイト