パズルの中にもパズルがあるグッドアイデアなパズルゲーム「Patrick’s Parabox」のトレイラーが公開

　個人クリエイターとしてアメリカのカリフォルニア州サンディエゴで活動するPatrick Treynor（パトリック・トレイナー）氏が開発中のパズルゲーム「Patrick’s Parabox」のSteamストアページが公開されるとともに，そのゲームプレイを紹介するトレイラーが公開された。


　「Patricks’s Parabox」は，与えられた空間の中で方向キーを使ってボックスを押し，所定の位置に動かしていくというシンプルなルールのパズルゲームだ。押すことしかできないため，エリアの端に進めるとそれ以上はボックスが動かなくなるのだが，本作ではそのボックスの中にも，小さなパズル空間がある。動かなくなったボックスに向かってもう一押しすることで，小型化してその小さな空間に侵入でき，そこでもまたパズルが展開されるのだ。
　操作がシンプルな割にルールの説明が難しいが，トレイラーを見ると分かりやすいと思う。行き詰ればキーボードのRキーを押すことでリセットされるなど，難度は高くても気軽にチャレンジできる仕様になっているのも嬉しい。


　個人でゲーム開発するトレイナー氏にとってはこれで5作目になるという「Patrick’s Parabox」は，完成するとパズルのステージは総計で250種を超える規模になるとのこと。ゲームを進めていくことで，オプションのチャレンジが存在するステージも加わるなど複雑化していくという。インディーズゲームのイベントなどでは，すでに高い評価を受けている様子。公開されたばかりのSteamストアページで，ウィッシュリストに追加しておくのも良いだろう。

「Patrick’s Parabox」公式サイト