スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,パズルアドベンチャー
「Arrog」(
iOS /
Android)を紹介する。
本作のダウンロード価格はiOS版が370円,Android版が340円(それぞれ税込)
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本作はモノクロで描かれた夢の世界で繰り広げられる,謎に満ちたゲームだ。
操作方法はシンプルで,遭遇するパズルを解くことで,物語を先に進められる。パズルの難度は低めで,一目した瞬間にクリア方法が分かるものも多い。
これはゲーム開始直後に遭遇するパズル。同心円状に区切られた盤面をスライドさせて,星座のようなものを完成させるとクリアだ
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続いて現れたのは,星の通り道を完成させるというパズル。画面下部にあるパーツをスワイプして,途切れた道へ当てはめていく
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物語からパズルへの移行はシームレスに行われる。サウンドも雰囲気たっぷりで,ヘッドフォンでのプレイがオススメだ。パズルゲームというより,その世界観に浸ることに主眼が置かれた作品といえよう。
どうやら,この男性はどこかへ向かっていた途中,なんらかの原因により死亡してしまったようだ
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テキストでの説明がほとんどないこともあり,ゲーム中は常に摩訶不思議な雰囲気が感じられる。どうやら,中南米の伝承に基づく死生観などを,ゲームを通じて体験できるというコンセプトのようだ。
謎のカピバラも登場
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普通にプレイしても20〜30分で最後までクリアできてしまうため,ボリューム面での物足りなさはある。しかし,手描き風のモノクロのアートワークからは独特な雰囲気が感じられることは確かだ。もし興味を持ったら,とりあえず以下のムービーを視聴してほしい。
著者紹介:飛鳥
おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ,ゲーム,声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。