ニュース
Ryzen AI MAX+ 395を採用する携帯型ゲームPC「ONEXFLY Apex」のクラウドファンディングキャンペーンが11月10日にスタート
冷却機構に空冷ファンを採用したスタンダードバージョンと,外付け液冷ユニットが付属する液冷バージョンの2モデルをラインナップしており,日本時間の11月10日0:00から,クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にてキャンペーンを開始するという。
![]() |
Indiegogoにおける価格は以下のとおり。
●スタンダードバージョン
- CPU:Ryzen AI MAX 385,メインメモリ容量:32GB,内蔵ストレージ容量:1TB,1399ドル(約21万4500円)
- CPU:Ryzen AI MAX+ 395,メインメモリ容量:48GB,内蔵ストレージ容量:1TB,1599ドル(約24万5000円)
- CPU:Ryzen AI MAX+ 395,メインメモリ容量:64GB,内蔵ストレージ容量:2TB,1799ドル(約27万6000円)
- CPU:Ryzen AI MAX+ 395,メインメモリ容量:128GB,内蔵ストレージ容量:2TB,2239ドル(約34万3000円)
- CPU:Ryzen AI MAX 385,メインメモリ容量:32GB,内蔵ストレージ容量:1TB,1459ドル(約22万4000円)
- CPU:Ryzen AI MAX+ 395,メインメモリ容量:48GB,内蔵ストレージ容量:1TB,1659ドル(約25万5000円)
- CPU:Ryzen AI MAX+ 395,メインメモリ容量:64GB,内蔵ストレージ容量:2TB,1859ドル(約28万5000円)
- CPU:Ryzen AI MAX+ 395,メインメモリ容量:128GB,内蔵ストレージ容量:2TB,2299ドル(約35万3000円)
ONEXFLY APEXは,8インチサイズで,解像度1920×1200ドット,最大リフレッシュレート120Hzの液晶パネルを採用した携帯型ゲームPCだ。2025年1月に国内発売した「OneXFly F1 Pro」の7インチサイズから,ディスプレイサイズが少し大きくなっている。
競合製品となる「GPD WIN 5」と共通する特徴が多く,従来製品では内蔵していたバッテリーを外付けに変更しているのがポイントだ。外付けバッテリーの容量は85Whで,GPD WIN 5の容量80Whよりもわずかに多い。さらにONEXFLY APEXのバッテリーには,スタンド機能を備えているのも目につく違いといえようか。
![]() |
ONEXFLY APEXの上位モデルに採用するRyzen AI Max+ 395は,16基のZen 5世代CPUコアと,RDNA 3.5世代のGPUコア「Radeon 8060S」を統合した高性能ノートPC向けのAPUである。ONE-NETBOOKによると,Radeon 8060Sは,NVIDIAのデスクトップPC向けGPU「GeForce RTX 4060」に並ぶ性能を実現するという。
スタンダードモデルでは,Ryzen AI Max+ 395のTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)を最大80Wに設定できる。さらに液冷ユニット「OneXPlayer Frost Bay」と組み合わせることで,TDP最大120Wまで引き上げられるそうだ。なお,OneXPlayer Frost Bayは,単体販売も予定しているとのこと。
![]() |
インタフェースは,USB4ポートとUSB 3.2 Type-Cポート,USB 3.2 Type-Aポート,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子を搭載する。また,11月中旬の発売を予定する「OneXPlayer X1 Air」と同じく,中国Biwinが策定する独自ストレージ規格「Mini SSD」に対応するカードスロットも備えるという。
- 関連タイトル:
ONE-NETBOOK
- この記事のURL:





















