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幹部たちによるカルマ裁判が開廷! 「GOALOUS5」リアルイベント「構成員集会2025」第二部レポート
説明しよう! 「GOALOUS5」とは,熊谷健太郎さん(ゴーラスブルー),小松昌平さん(ゴーラスグリーン),寺島惇太さん(ゴーラスイエロー),仲村宗悟さん(ゴーラスホワイト),深町寿成さん(ゴーラスピンク)の幹部5人からなる悪の組織の先遣部隊である!悪の組織にふさわしく,その目的は世界声福(征服)だ。彼らは首領の指令のもと,声優というもう1つの顔を生かしたWeb番組「GOALOUS5のGO5チャンネル」(YouTube / ニコニコ動画)や,2次元キャラクタープロジェクト「MISSION:GO5」などの作戦(活動)をとおして,構成員(ファン)を増やしている。
そんな幹部たちと構成員の交流の場である「構成員集会」が,2025年3月29日に千葉県の幕張国際研修センターで開催された。本稿では,小松さんの一足早いお誕生日祝いも行われた本イベントの第ニ部をレポートしていく。
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イベント会場が,カルマ裁判の法廷に!
今回のイベントは“カルマ裁判”がテーマになっており,イベントグッズも裁判官姿の幹部たちがデザインされたものになっていた。
オープニングにガイド映像「いっしょに学ぼう! カルマ裁判ってどんなもの?」が流れ,幹部と一緒に分かりやすく(?)カルマ裁判について学べた。筆者は何度も構成員集会に潜入しているのだが,毎回映像が凝っていて,悪の組織のすごさを感じずにはいられない。
カルマ=人間の業であり,「GOALOUS5」は業をカルマポイント化し,それを見つめ直すことで,浄化に成功したという。とても素晴らしい出来事ではあるのだが,神々しい景色を背に説明する幹部たちが何とも胡散臭くて面白かった。
映像に合わせて幹部たちが生アテレコしていたのだが,小松さんが仲村さんにくすぐられたせいで,担当する原稿を読めなくなるというアクシデントが発生し,熊谷さんがサポートする場面も。小松さんは仕返しとしてくすぐり返したそうだが,仲村さんはノーリアクションだったという裏話が,オープニングトークのなかで明かされた。
カルマ裁判が開廷し,厳かな音楽が流れるなか,裁判官姿の幹部たちが入場する。5人は会場後方の扉から登場し,構成員たちに手を振るなどファンサービスをしながら,前方のステージへと移動していった。
深町さんが一度ステージまでたどり着いたあと,もう一度客席後方まで歩き出し,ほかの幹部たちに「あれはカルマだ」と言われていた。そんなサービス精神旺盛な幹部たちの姿を間近で見られるのは,構成員集会ならではの体験だ。
ステージに全員そろったあと,幹部たちがアレンジ多めの名乗り(自己紹介)を行い,構成員たちはそれに「ふぅ〜」と歓声を上げて応え,一緒にイベントを盛り上げていた。
構成員,そして幹部たちのカルマが裁かれる!
最初に行われたのは「構成員カルマ裁判」だ。この裁判は,事前に構成員から寄せられたカルマエピソードを,裁判官である幹部たちが「カルマ」か「NOTカルマ」かを判断するというもの。
全員が「カルマ」と判断した場合は,幹部から選ばれた代表者1名が,浄化の言葉を述べてくれる。構成員にとっては,非常にうれしい判決だ。全員が「NOTカルマ」と判断した場合は,罪がないとされ,次の陳述(話題)へと進む。1人でも意見が分かれた場合は,再審(ディベート)を経て,再び判決が下され,多数派の意見が採用される。
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第二部では,“買い物で悩んでいる友達に,つい買うよう勧めてしまう”,“多分グリーンより部屋汚い”,“GOALOUS5を大喜利集団として紹介してしまった”といった,個性豊かなカルマエピソードが裁かれた。
匿名希望の構成員から寄せられたカルマエピソード「サプライズする相手の目の前でサプライズの相談をした」に対しては,幹部たちから「ゴーラススタッフだろう」とツッコミが入る場面もあった。ちなみに,このエピソードには満場一致で「カルマ」の判決が下された。
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続く「幹部カルマ裁判」では,幹部たちのカルマが裁かれた。被告人のカルマが発表されたあと,裁判官,弁護士,検事(2人)に分かれて,陳述書や証拠をもとに裁判を行い,最終的に陪審員(構成員)が判決を下すという内容だ。
構成員から届いた陳述書の内容は映像にまとめられ,幹部たちのカルマな行動を振り返る映像として楽しめたのも,印象的なポイントだった。あらためて,「GOALOUS5のGO5チャンネル」の各エピソードを見返したくなる。
熊谷さんが被告人となった“たまに指令放棄裁判”(裁判官:寺島さん,弁護士:深町さん,検事:小松さん,仲村さん)では,真面目な熊谷さんが,まれに指令を無視してマイペースな行動を取る様子が審議された。
検事である小松さんが訴状を読んだのだが,仲村さんが耳元でささやき(をするフリ),まるで小松さんに指示を出しているような芝居をしていたのが面白い。弁護士の深町さんは,軽い口調のキャラとなって,型破りな弁護を繰り広げ,会場を笑わせた。このあとの裁判でも,濃いキャラが続々と登場し,構成員たちを楽しませていた。
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寺島さんが被告人となったのは,“常識力がなくて心配裁判”(裁判官:小松さん,弁護士:仲村さん,検事:熊谷さん,深町さん)だ。弁護士であるはずの仲村さんは,「それで何も困らないし,見ている人も笑顔になっている」と,罪状を認めるような発言をした。それを見ていた寺島さんの,何とも言えない表情が印象深い裁判だった。
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最後の“自由すぎる裁判”(裁判官:深町さん,弁護士:熊谷さん,検事:小松さん,寺島さん)で被告人を務めた仲村さんは,被告人とは思えないほどウキウキしていた。いざ始まると,仲村さんは悪ぶった振る舞いを見せたり,弁護士の熊谷さんと胸を打つ(?)会話を繰り広げたりして,法廷はまるで劇場のような雰囲気になっていた。
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幹部たちを応援する構成員が陪審員ということで,甘めの判決になるかと思いきや,彼らをよく知っているからこそ,下された裁きは意外と厳しかったのも印象的だった。
本イベントの内容は,4月15日23:59までアーカイブ配信されている(チケット販売は4月15日20:00まで)。裁判でどんな判決が下されたのかは,ぜひ皆さんの目で確かめてほしい。
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小松さんのお誕生日祝いも!
イベントおなじみの映像コーナーでは,1月31日に発売された楽曲「Sixy」のAnother Ver.が公開された。カッコいい幹部たちの姿だけでなく,貴重なNGシーンも映像で楽しめた。また,「R BOYZ」PVの,ほぼお蔵入りとなったお宝映像も公開されているので,お見逃しなく!
公式サイトで連載されているミショコマ連載100回を記念し,「ミショコマ100回記念朗読劇」が披露された。朗読されるエピソードは,事前に構成員の投票で選ばれたもので,第二部では5位・第92回「分裂」,3位・第48回「うさぎ」,1位・第51回「女装」だ。朗読劇だからこそのセリフやお芝居も追加されていて,各エピソードがさらに面白くなっているのがすごい。
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新作グッズが紹介されたあと,会場内にバースデーソングのメロディーが流れだす。小松さんの誕生日が(少しだけ先ではあるが)4月14日ということで,皆で「おめでとう」と声をそろえてお祝いした。構成員たちは緑のライトで客席を染めており,その光景もとてもステキだった。
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最新情報として,5月11日に6周年・5時間プラス1時間生配信の実施が発表された。幹部たちがどんな活躍を見せてくれるのか,当日が待ち遠しい。
最後に幹部たちから構成員への温かなメッセージが贈られ,「構成員集会2025」は幕を閉じた。
本イベントは,OPENREC.tvにてアーカイブ配信されている。配信チケットは,第一部・第二部ともに各4950円(税込),550円お得な「通しチケット」は9350円(税込)で購入可能だ。第一部・第二部で異なる「カルマ裁判」と「ミショコマ100回記念朗読劇」が楽しめるので,迷ったら「通しチケット」がオススメ! 配信期間は,4月15日までとなっている。
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