カルト教団運営シム「Honey, I Joined A Cult」，アーリーアクセス版のリリースが9月14日に決定

　Team 17は，イギリスのSole Survivor Gamesが開発する「Honey, I Joined a Cult」のアーリーアクセス版を，2021年9月14日にリリースすると発表し，新たなトレイラーを公開した。

「Honey, I Joined a Cult」公式サイト

　タイトルを訳すと，「ねえあなた，カルトに入団しちゃったわ」となりそうな「Honey, I Joined a Cult」は，1970年代に設立されたカルト教団を運営していく経営シムだ。拠点を設立して信者をリクルートし，彼らをハッピーにしてあげることでコントロールし，さまざまな要求にも妄信的に従う集団を作り出して資金を貯め込んでいくという，ダークなテーマを持つゲームだ。
　揃いの制服や被り物を用意し，快適な住環境を作り出すためにインテリアや食事，娯楽にこだわる一方，霊能エネルギースパ，洗脳デバイス，うそ発見器などの怪しい機器を駆使して教団の強化と拡張を図っていく。


　信者を彼らの地元に送り出してリクルートさせたり，お金を稼がせたりといったことができるが，一方で警察に乗り込まれたり，反対派の抗議活動を受けたりといったハプニングも起こる。
　舞台となるのは架空の街「セントマイケルベイ」だが，公開されている街のマップにはカジノや工場，放送局，軍事基地などが描かれており，これらの施設もゲームの進行に影響を与えるのだろう。


　現時点では日本語化の予定はないようだが，すでに多くの言語サポートを表明しているだけに，今後は日本語対応が追加される可能性は十分。カジュアルなグラフィックスがかえってカルト教団の狂気を強調させており，プレイしてみたいという大人のゲーマーも少なくないはずだ。