「ArcheWorld」が9月1日に正式サービス開始。MMORPGにブロックチェーン技術を導入したメタバースゲーム

　XLGAMESは，PC向けMMORPG「ArcheAge」のブロックチェーン版となる「ArcheWorld」の正式サービスを，2022年9月1日に開始した。

※本稿は韓国での発表を元に執筆しています


　本作は，MMORPGジャンルにブロックチェーン技術を導入し，土地NFTとトークノミックスをゲーム内の経済エコシステムに融和させたメタバースゲームだ。ゲーム内の土地に自分の家を建て，農作物の収穫などをしながら経済活動を行っていく。

　ArcheWorldでは，プレイヤーが時間と努力を投入して成長させたキャラクターの装備など，デジタルデータ資産に関する所有権がプレイヤー自身にあることが認められている。これは単にゲーム内にだけ存在するのではなく，ブロックチェーンを通じて現実世界で自由に取引できるため，本格的な“ブロックチェーンMMORPG”時代が実現するのではないかと期待されている。

　XLGAMESのCEOであるJake Song（ジェイク・ソン）氏は，「今後，ArcheWorldで繰り広げられる，さまざまなエピソードがブロックチェーンを通じて透明になれば，ゲームに対する信頼はより高くなると考える。沈滞しているブロックチェーンゲーム市場に活力になることを願う」とコメントしている。

「ArcheWorld」公式サイト