古代中国を舞台にした「Chinese Frontiers」，2024年第3四半期にリリース。万里の長城を築く労働者集落で暮らすライフシム

　PlayWayは，SolidGamesが開発するPC向けライフシム「Chinese Frontiers」のリリースが，2024年第3四半期に決定したとアナウンスし，最新トレイラーを公開した。

Steamの「Chinese Frontiers」ストアページ

　Chinese Frontiersは，古代中国で万里の長城を建設するための使役として駆り出された住民となって，現在もなお世界最大最長として認知される防御施設の建設に従事していく，一人称視点の建設シミュレーションゲームだ。
　石を切り出して運搬するだけでなく，それを積み上げ，さらに高所へと持ち上げていくための足場を組んだり，クレーン器具を構築したりする。


　労働者たちは，長期間にわたって自給自足を強いられるらしく，田んぼや畑を耕作して米と野菜を手に入れ，豚などの家畜の世話をし，船で川に出て漁労に励む。
　調理の要素も用意されており，中華料理のレシピを増やして，満足できる飯場メシを作って労働者たちをねぎらうことも必要になる。
　さらに余暇には，絵入りの壺やヒスイの置物を作って販売するといった副業もこなす。


　もちろん，防御施設に攻めてくる敵もいるので，建設中の外敵の襲来に対して自衛する必要もある。また，野山に行けば獰猛なトラが襲いかかってくるなど，ラクな生活は送れない。さまざまなスキルアップを繰り返しながら，少しでも快適な生活を送れるようにしていくことが，本作の長期的な目標になりそうだ。


　Steamでは，2023年5月にリリースされ，現在までに5万人のプレイヤーが遊んでいるという無料のプロローグ版「Chinese Frontiers: Prologue」が公開されている。

　また，正式版についてもSteamストアページで体験版がリリースされており，プレイテストの申込受付も行われている。インタフェースと字幕が日本語に対応予定となっているので，気になる人はウィッシュリストに追加して続報を追うといいだろう。