アニメ好きほどハマるかも？ コミック感覚で楽しめる戦略ゲーム「GRAND CROSS: AGE OF TITANS」は，アニメ×ロボ×異世界召喚のよくばりセット【PR】

　キャッチーなキャラクター，ロマンを感じずにはいられないロボデザイン，壮大な物語を思わせるビジュアル。この大作感あふれる「GRAND CROSS: AGE OF TITANS」（PC / iOS / Android）は，ネットマーブルがサービス中のMMOリアルタイムストラテジーゲームだ。

PC，スマホでのクロスプラットフォームに対応しており，PC版は公式サイトで配布されているクライアントのほか，Google Play Games（ベータ）を通じてのプレイが可能だ

　RTSジャンルといえば，ゾンビ！　マッチョ！　ドラゴン！　といった，硬派なビジュアルを採用するタイトルが多く，ここまでキャッチーな見た目のタイトルは珍しい。そんな本作の舞台は，終末世界でも神話の世界でもなく，剣と魔法のファンタジー世界。そこに現実世界のゲーマーとアイドル研究生が，救世主として召喚される異世界召喚モノなのである。

　ファンタジー，異世界召喚，さらには巨大戦闘兵器タイタンというロボ要素など，アニメ好きならば手を出したくなる要素がこれでもかと詰め込まれているのだ。

　加えて，充実したソロモードやストーリー仕立てのチュートリアルなど，プレイヤーを置いてきぼりにしない新設設計で，この手のジャンルに不慣れな人でも遊びやすい1本になっている。本稿ではゲームの概要と基本サイクルを紹介しつつ，領地発展のポイントをお伝えしよう。

「GRAND CROSS: AGE OF TITANS」公式サイト

「GRAND CROSS: AGE OF TITANS」ダウンロードページ

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ウェブコミック感覚で読めるのがイイ！

スカイナの救世主は現実世界の高校生

　「GRAND CROSS: AGE OF TITANS」ならではの魅力といえば，コミック風の演出で彩られるストーリーだ。シーンごとの美麗なカット絵とともに，吹き出しやコマが次々と表示される演出と，声優陣によるフルボイスによって彩られる物語は，まさにウェブトゥーンを読むような感覚で楽しめる。

　そのためか，テキストを読まされている感がないうえに，内容がスンナリと頭に入ってきやすく，ショートストーリーを読み進めることで世界観やシステムへの理解をシッカリと深められるのが美点だ。


　没入感満載の演出で彩られる物語は，突如としてモンスターの侵攻を受け窮地に陥ったスカイナを舞台に，現実世界の高校生“ミオ”と“リヒト”を中心に展開していく。王女デスティナによって召喚された2人は，救世主としてカオスの軍勢に立ち向かうことになるのだが，ゲーマーのリヒト曰く，彼らが召喚されたのは「スカイナ・ザ・ブレイブ」というゲームの世界らしい。

　アイドル研究生のミオは状況が飲み込めず戸惑うばかりだったが，リヒトが力説する“最短ルート”での攻略指南に従い，スカイナの領地復旧，そして占拠された王城への侵攻を決意をする……というのが簡単なあらすじだ。


　ストーリーにおけるリヒトの攻略指南は，プレイヤーに本作のイロハを教えてくれる優秀なチュートリアルでもある。ゲーム序盤はスカイナの世界を誰よりも知るリヒトの指示とチャプターに沿って施設を建設し，領地の再建に着手していく。
　さまざまな目標で構成されたチャプターを完了するごとに，スカイナ救済に奮闘するミオとリヒトの物語も進行する。

　ショートストーリーを挟みながら領地再建はサクサクと進行していき，あっという間にワールド侵攻と連盟機能が解放されるチャプター8まで到達できるだろう。

カオスの軍勢に対抗する戦力である英雄は，チャプターの進行やイベント報酬によって仲間にできるほか，星の欠片を使った召喚でも入手可能だ

やるべきことは2つ！

領主として覚えておきたいポイント

　チャプター8で活動の場が城外まで広がり，自由に領地発展に着手できるようになったら，プレイヤーの手腕をいかんなく発揮するターン！　

　ここからは思いのままに軍備を強化し，連盟メンバーとの共闘や，他プレイヤーとワールド内の陣地をめぐって敵対しながら，マップ中央の王城攻略を目指す。それにあたってプレイヤーがすべきことは，大まかに分けて“領地の発展”と“ワールド侵攻”の2つだ。


◎領地の発展

　領地発展における当面の目標は，自分の領地に生産施設や軍備施設を建設し，時間経過や採集によって得た資源をやりくりしながら，施設をアップグレードしたり，兵士を訓練したりして戦闘力の向上を図っていくこと。どこから着手すべきか悩みがちなパートだが，チャプターで提示される目標をこなしていけば，おのずと城レベルが強化される流れになっており，お題に沿ってプレイするだけでも領地が発展していく。

　序盤のチャプターはチュートリアルを兼ねていたが，チャプター9以降は“今やるべきこと”を教えてくれるプレイの指針として役立ってくれるのだ。迷ったらとりあえずチャプターをチェック，チェック〜！

施設のアップグレード，研究，兵士の訓練には現実時間で数分〜数日の時間を要する。成果が出るのをジックリ待つのもこの手のジャンルの醍醐味だが，待てない人はアイテムでサクッと時短だ！

施設で訓練できる兵種は，歩兵，弓兵，騎馬兵，工兵の4つ。歩兵は騎馬兵に，弓兵は歩兵に，騎馬兵は弓兵に追加ダメージを与えられる相性にあり，工兵はいずれの兵種に対しても弱いことを覚えておこう

＜覚えておきたいポイント＞
建設職人はフル稼働だっ！

　施設のアップグレードでネックになることといえば，同時進行できる建設枠の上限だろう。ゲーム開始直後は建設職人が2名いる状態で始まるため，その間は施設を2つまで同時にアップグレード可能だ。

　しかし，2日間の雇用期間が過ぎたあとは職人の数が1人減り，建設枠が1枠になってしまう。効率を求めるならば，この期間に職人をフル稼働させ，施設のアップグレードをガンガン進めよう。領地発展はスタートダッシュが肝心だ！

「職人のハンマー」か「200ダイヤ」で2人目の建設職人を一時的に雇用できる。順調にプレイを進めてVIP 6に到達すれば，専用バフによって建設職人が永久雇用状態になる

　チャプターの進行によって戦闘力の向上を図れるほか，進行度に応じて領地内に新たなエリアがオープンしていく。エリア内では，がれきの撤去や，兵士の救出，モンスターとのバトルといった多彩なイベントが発生し，各ポイントで発生するイベントを解決することでエリア開拓の報酬を得られる。

　このパートは領地内で取り組めるソロモードにあたり，他プレイヤーに干渉されることなくコツコツ進められる。ワールド侵攻に出るのはちょっと怖い……という人は，チャプターを進めながら戦闘力を高め，自信がつくまでエリア開拓に没頭するのもいいだろう。

本作のロボ要素であるタイタンもエリア開拓でコアを収集するとアンロックでき，頼もしい戦力となってくれる

エリア開拓の途中でオープンする“塔”は，階層ごとに異なる軍勢に挑むバトルコンテンツ。特定の階層まで到達すると，領地およびワールドで効果を発揮するバフを獲得できる

　領地や塔，ワールドで発生するバトルでは，英雄と兵士で編成した部隊をコントロールして敵の一掃を目指す。コントロールと言っても，部隊による攻撃とスキルの使用はオートで行われるため，プレイヤーに求められる操作はスワイプでの移動と領主スキルの発動のみ。

　操作が簡単だからといってバトルが単調なわけではなく，ルートの選択や相手部隊を倒す順番，挟撃への警戒など，戦況を見極める力と適切な采配が試される奥深い戦略性も兼ね備えている。

　お手軽ながら，なかなかの遊びごたえだ。とくに，トリッキーな地形や大部隊との戦いを楽しめる塔では，正面突破だけでは勝てないことも往々にしてあり，「ムッキー！」とさせられることもあったが，突破口を見出すトライ＆エラーがなかなかに楽しかった。

乱戦になると部隊の立ち位置が被り，キャラクターをスワイプしづらくなる。そんなときは，画面右上のキャラアイコンをスワイプして英雄に移動指示を出そう

＜覚えておきたいポイント＞
領地のデコも楽しいヨ

　戦闘力には影響しないが，発展させた領地内では施設のレイアウトを変更したり，噴水や花壇といったオブジェクトで飾り付けをしたりなど，デコレーション機能によってとことん見た目にこだわれる。爽やかな森，平和な農場，ジャングルなど，モチーフごとの多種多様な飾り付けが用意されており，ハウジングコンテンツが好きな人ならば熱中すること請け合い。領地発展の息抜きにどうぞ！

自慢の領地をお披露目できる“領地コンテスト”もありまっせ！

◎ワールド侵攻

　領地の再建がある程度進んだら，いよいよワールドへ。各国の領主が集うワールドマップには，他プレイヤーの城のほか，農地や伐採地などの資源地やモンスターが存在し，部隊を派遣することで資源や経験値，リワードアイテムを得られる。「他プレイヤーの城があるなら，自分の領地も略奪目的で攻撃されるんじゃ……」と心配になる人もいるだろうが，安心してほしい。

　ゲーム開始直後のプレイヤーの城は，ワールド内の安全地帯であるレベル1ゾーンに置かれているため，このエリアにいる間は他プレイヤーに城を狙われる心配はない。というのも，レベル1ゾーンでは他者からの偵察や攻撃を防ぐバリアが自動的に張られ，侵略を受けないからだ。安心して資源収集に努めよう。

領地での作業の合間にワールドへ出て，採集用の部隊で資源地をまわり，残った部隊はモンスター狩りでレベリングをする。これが基本のサイクルになるだろう

　ワールドでもう1つ覚えておきたいのが，王国年代記と呼ばれる時限開放式のイベントだ。王国年代記は複数のエピソードで構成されており，王国（サーバー）の生成から一定時間が経過すると，イベントが進行しコンテンツがオープンしていく。

　はじめはレベル1ゾーンのみ探索できる形だが，年代記が進行すれば次のゾーンへと進むゲートがアンロックされ，より王城に近いエリアへと侵攻可能になる。これがクライマックスに突入すると，最終エリアの開放によって王城の所有権をめぐる連盟VS.連盟のバトルがさらにヒートアップする流れだ。

ワールドマップの外周部分がレベル1ゾーン。王城のそびえたつ内側のゾーンへと進出するには，エリアを隔てるゲートを通らなければならない

年代記によって開放されるコンテンツはエピソードによってさまざま。エピソードに紐づいたミッションを達成すると，リワードアイテムが配布される

＜覚えておきたいポイント＞
英雄選びは適材適所で

　部隊を指揮する英雄は，兵種のほかに狩り，採集，攻撃，防御，機動，攻城，駐屯，補助といった特性が備わっており，それぞれの能力を活かせるシーンが異なっている。大雑把に分けるならば，狩りはワールドモンスター討伐に，採集は資源地への派遣に，攻城と駐屯は城攻めや守備に，攻撃，防御，機動，補助は戦闘向き，という具合だ。

　英雄の能力を最大限に引き出すならば，所持しているスキルやアビリティの効果を考えて，適切な派遣先を選ぶようにしよう。

狩りの特性を持つヴァルキリーは，ワールドでの狩りの経験値とモンスター討伐時の経験値をアップしてくれる逸材。スキル3が開放されるレベル30まで育成すれば，サブ英雄のレベリングでも重宝するだろう

連盟を組んで王城を目指せ！

　ワールド中央を目指して進軍し，王城を攻略するのがゲームの最終目標になるのだが，それはプレイヤー1人の力では決して達成できない。他国の領主がひしめくこの世界においては，他プレイヤーと共闘し，ともに王城を目指すことが攻略の前提条件になっている。
　そのための機能が連盟システムで，連盟に所属することでアップグレードや研究時間を短縮する支援をし合ったり，資源を共有したりできるほか，敵勢力に対して集結攻撃を仕掛けられたりと良いこと尽くし。

　「知らない人と仲間になれと言われても……」と及び腰になるところかもしれないが，王城攻略はとにかくマンパワーが必要なこともあって，どの連盟も喉から手が出るほど人手を欲しがっているのが現状だ。
　イキのいいビギナーの加入を歓迎してくれるはずなので，機能が開放されたら臆せず連盟に飛び込んでみよう。自分のプレイスタイルに合った連盟を選ぶのはもちろんのことだが，なるべく規模が大きくアクティブプレイヤーの多い連盟がオススメだ。

連盟に加入しないとレベル1ゾーンから出られない。先のエリアへ進むにはゲートの占領が必須であり，そもそも占領するには連盟に加入する必要があるからだ

連盟に加入すれば，ワールド内のモンスター砦への攻撃が可能になるほか，連盟レイドやイベントにも参加できる。ソロでは味わえないワックワクの戦いが待ってますぞ！

＜覚えておきたいポイント＞
王城戦に向けて連盟でなにをするの？

　王国年代記の進行に合わせてワールド内の監視タワーを占領し，ゲートに向かって連盟領地を拡大させていくのが戦闘の基本だ。王城へ至る道すがら祠堂やタイタンの神殿の占領を行い，戦力の向上を図っていくのだが，王城攻略で有利になる立地やオブジェクトは早い者勝ち。
　簡単に言えばワールド内で連盟VS.連盟の陣取り合戦をするイメージだろうか。領地の取り合いで連盟間で抗争が勃発することもあり，ぶつかり合いを経て勝ち残った連盟がカオスの軍勢に占拠された王城への挑戦権をつかめるのだ。

連盟メンバーでオブジェクトに兵力支援を行い，タワーや神殿を占領する。兵力が多いほど完了時間が短くなるので，アクティブプレイヤーの多い連盟ほどワールド侵攻は有利になる

　RTS特有のとっつきにくさを解消し，親しみやすい世界観と手厚いチュートリアルによって間口の広さを担保する本作。ビギナーでもトライしやすいタイトルであることを中心に紹介してきたが，ここまでの内容はあくまで序盤の要素。MMO RTSとしての「GRAND CROSS: AGE OF TITANS」の醍醐味を堪能できるのはここからであり，王城をめぐる大規模戦闘はソロプレイでは味わえない興奮と迫力に満ち溢れているはずだ。

　これまでこの手のジャンルに触れてこなかった人でも安心して取り組めるタイトルなので，本作の世界観にグッときた人はぜひプレイしてみてほしい。窮地に陥ったスカイナを救えるのは，アナタかもしれないのだから。

複数のプレイヤーがタイタンを操り，ゲートの占拠に乗り出すシーンは何度見てもテンションが上がってしまう。タイタンかっちょいー！

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