ヒット作「Green Hell」のCreepy Jarが，新作「Chimera」の制作を発表。天変地異が起き続ける惑星を開拓するサバイバルシム

　アマゾンの奥地を舞台にしたサバイバルゲーム「Green Hell」の大ヒットで存在感を高めたポーランドのCreepy Jarが，新作サバイバルシミュレータ「Chimera」をPC Gaming Show 2023で発表し，トレイラーを公開した。


　Chimeraの主人公は，未知の惑星を開拓するために地球から送り込まれた受刑者たち。鉱山を開発するなどして資源を集め，未来的な工業都市を築き上げていくという，都市建設やマネジメントに軸足を置いた一人称視点のシミュレーションとなる。一見すると，舞台は地球に似た原野の広がる美しい新天地だが，致命的な太陽フレアや地下からのマグマ流出，突然の氷河期来襲など，天変地異が次々に起こる危険な惑星だ。
　シングルプレイモードのほか，最大4人のプレイヤーが参加できるマルチプレイに対応しており，それぞれが自分の役割を果たし，自然の猛威と向き合いつつ，新たな世界を築き上げていくことになる。


　公開されたトレイラーを見る限り，天変地異が発生して破壊されるたびに，新たな都市を作り直していくといった，スクラップ＆ビルド型のサイクルが存在するようだ。大災害で破壊された大地が再び緑に覆われたら鉱物資源の収集を再開し，新たな建築物で地表を満たしていくようなゲームだろう。トレイラーでは紹介されていないが，獰猛な原生生物も存在しており，アクションや探索の楽しみなど，さまざまなゲームジャンルのお楽しみが混在した作品になるのは間違いない。


　Co-opが楽しそうなChimeraだが，「Unreal Engine 5」を使用した緻密で美しいゲーム世界にも注目したい。気になる人は，Steamストアページの公開に合わせてウィッシュリストに追加しておこう。

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