出し入れ可能な爪を持つヘアリーフロッグさんの「Spiritfall」レビュー。えーあい！Steam広場

今週のライター：ヘアリーフロッグ

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筆者近影

　ワシの名前はヘアリーフロッグじゃ。似た名前の魚がおるが，ワシはれっきとしたカエルじゃよ。ワシは出し入れできる爪を持っておってな，いざというときはこれで戦うのじゃ。ただ，これは爪と言うより骨でな。指の骨を折るとそれが皮膚を突き破って飛び出す仕組みなんじゃ。ちなみにワシは，ホラーフロッグやウルヴァリンフロッグとも呼ばれておるぞ。

※この記事は，編集者のゲーム体験メモをベースにChatGPT（4.0）が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき，編集は最低限にとどめています。

　今回ワシが紹介するのは，スピーディーなアクションを特徴とするローグライトゲーム「Spiritfall」じゃ。このゲームでプレイヤーは，災厄に立ち向かう使命を背負った戦士「オーメンフォージ」として活躍する。こやつの身体能力は抜群で，最初から重いハンマーを振り回したり，二段ジャンプしたりできるのじゃ。


　ただし，災厄という大きな脅威に立ち向かうには，それだけだけでは不十分じゃ。そこでプレイヤーは，ダンジョンへの挑戦を繰り返しながら，永続的なアップグレードを徐々に開放していき，少しずつ力を手に入れていく必要がある。
　ゲームのアンロック要素は多岐にわたり，プレイヤーが探求を深めるごとに新しい戦略やスキルが解放されるゆえ，非常にやり込みがいのある作品に仕上がっているのじゃ。

　ランの流れは，従来のローグライトと変わらぬぞ。プレイヤーはあみだくじ状のマップを好きなルートで進んでいき，止まった場所でイベントを解決していく。全体でいうと，そうじゃな……8割が戦闘イベント，残りの2割がその他のイベントといった感じじゃ。


　戦闘システムは，「大乱闘スマッシュブラザーズ」をはじめとする「プラットフォーム・ファイター」を参考にしているようで，小さなバトルフィールド上でダイナミックに動ける。敵を壁に叩きつけたり，空中に打ち上げたりと，爽快かつ手応えのあるコンボバトルを体験わけじゃ。
　アクションは通常攻撃，パワー攻撃，ダッシュ，魔法，アビリティの5種類で，戦略的にこれらを組み合わせることで，敵に対して効果的な攻撃を仕掛けることがでるわけじゃな。


　敵の大半はのけぞりに対する耐性を持っておらぬから，基本的にプレイヤーが一方的に攻撃できる。ゆえに，プレイヤーは気持ちよくコンボを組み立てることができるのじゃ。さらに，敵に直接接触してもダメージを受けぬから，積極的に接近して攻撃していける。ただし，攻撃判定のある突進や弾は避ける必要があるぞ。

　敵の出現はウェーブで管理されておって，すべてのウェーブをクリアすると報酬を得られる。基本となるのは「精霊」によるパワーアップで，彼らの力を借りることで，プレイヤーの各アクションが強化されるわけじゃ。
　それに加えて「レリック」による常時強化や，「アイテム」による特定条件下での能力向上など，多彩な報酬が用意されておる。


　報酬の内容はマップのアイコンで事前に分かるゆえ，精霊の配置や利用可能なアイテムを見て，どのようにビルドを組み立てていくかを計画しながらルートを決めることが大切じゃな。

　ちなみに，戦闘イベントはいろいろな種類があっての，プレイヤーに様々な挑戦を提供してくれる。中でも個人的に印象的じゃったのは，「裂け目」での戦いじゃ。
　裂け目では，敵の頭上に表示されたパーセンテージが攻撃を受けるたびに上昇し，この数値が高くなればなるほど，敵をより遠くに吹っ飛ばすことができる。多くのゲーマーにとって，このメカニズムは馴染み深いじゃろう。敵を場外に吹っ飛ばすことで，報酬が1つ確定し，最大で3つの報酬を得られる。つまり，敵を3回吹っ飛ばせばすべての報酬を入手できるわけじゃ。


　ほかにも，通常の戦闘とは一味違う様々なイベントが用意されておって，それぞれがゲームプレイにユニークなバリエーションをもたらしておる。これらの工夫により，「Spiritfall」の戦闘は，常に新鮮でエキサイティングなものになっておるのじゃ。

　ローグライトといえばやり込み要素も見どころの1つじゃな。このゲームでは，ランで入手したリソースを使って，プレイヤーのキャラクターに永続的な能力を開放する要素が盛り込まれておる。


　具体的には，キャラクターの能力強化やランの内容改善に役立つ「眠る残り火」や「奥義の巻物」，武器の作成や強化に必要な「戦闘のルーン」や「永続の灰」などがある。これらのリソースは一度のランで少数しか入手できないゆえ，プレイヤーは多くの周回を重ね，必要なアイテムを集めることになる。

　どれだけゲームをやり込むかはプレイヤーによって違うじゃろうが，すべての要素の開放を目指すとなると，相当なボリュームになることは間違いないじゃろう。
　このような深いやり込み要素によって，「Spiritfall」をただの一過性のゲームではなく，長期間にわたって楽しめる作品に仕上がっておる。


　本作は約1年間のアーリーアクセスを終え，ついに正式リリースを迎えたわけじゃが，開発チームはこの期間中，プレイヤーからのフィードバックを積極的に取り入れ，ゲームの品質向上に努めてきた。その結果，より磨きのかかった作品としてファンの前に姿を現したわけじゃな。

　今後についても，開発チームはまだまだ手を緩めることはなさそうじゃ。公開されたロードマップによると，ボスラッシュモードやカスタムモードの追加が予定されておる。これらの新たなコンテンツが加わることで，ゲームの楽しみ方がさらに広がることじゃろう。

　ローグライトアクションにコンボの爽快感を求めるのであれば，「Spiritfall」はまさにドンピシャな作品じゃな。