戦禍に生きる少年を描くウクライナ産ナラティブRPG「Hollow Home」，マルチプラットフォーム化も視野に入れたクラファンが間もなく開始

　ウクライナを拠点にするTwigamesは，同国の戦禍に巻き込まれた人々を描くナラティブRPG「Hollow Home」の最新トレイラーを公開し，Kickstarterでのクラウドファンディングキャンペーンを近日中に開始すると発表した。パブリッシングはポーランドのGalaktusが行うことが決定している。

Steam「Hollow Home」

　「Hollow Home」は，突然の隣国の侵略によって，それまではのんびりと暮らしていた14歳の少年マクシムの生活環境が激変し，サバイバルを学ぶ中で半ば無理やりに大人の階段を登らされていくという，ストーリーを重視した見降ろし型視点のRPGだ。「Disco Elysium」のように，プレイヤー自身の選択によってストーリーの流れが変化していくような作品になるという。日本語対応も決まっている（関連記事）。


　本作のゲームプレイは，限られたアクションポイントを使って，その日に何をするかを決定し，獲得した経験値で「社会性」や「感性」「器用さ」といった8つのカテゴリーを5段階に分けてキャラクターを成長させていくというものだ。プレイヤーの選択次第で，身近な人たちの命が失われるなど悲痛な出来事も発生するため，苦渋の決断を迫られることもあるという。


　公開されているKickstarterキャンペーンページ（リンク）にあるアートワークでは，Steamに加えて，PlayStation，Xbox，そしてSwitchのロゴも掲載されており，キャンペーン開始時に詳細が公開されるだろう。

「Hollow Home」公式サイト