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青の大陸を舞台に描く,愛と成長の物語。「ミュージカル『フラガリアメモリーズ』〜Promise of Love〜」ゲネプロレポート
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本稿では,公演に先駆けて実施されたゲネプロ公演の模様をレポートする。物語や演出に関するネタバレとなる記述,写真,動画が含まれるため,今後観劇を予定している人は注意してほしい。
フラガリア不在の国で行われる「騎士試験」
1人の青年の運命が変化していく
「フラメモ」では,妖精たちが暮らす「フラガリアワールド」を舞台に,ハローキティやシナモロールといったサンリオキャラクターを“主(ロード)”として仕えるフラガリアの騎士たちの物語が描かれている。
5月に上演された「〜純真の結い目〜」の続編となる今作では,青の大陸「クロミ王国」へ辿り着いた青年 クロードを中心に,騎士団「BLUE BOUQUET」による物語が展開される。
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故郷を出てクロミ王国へやってきたクロードは,こぎみゅん王国のフラガリアであるミュンナと出会う。「クロミさまの騎士に立候補してほしい」という言葉を受け,彼は一風変わった騎士試験へ参加することに。
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さまざまな試練を乗り越え,見事“補欠合格”を勝ち取ったクロード。本作ではクロミの“騎士見習い”としての生活を通じ,彼の成長していく姿が描かれている。
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前作同様,物語の始まりを彩るのは出演者全員で歌い上げられる「ようこそフラガリアワールドへ〜Promise of Love〜」だ。
ミュージカルということもあり,全24曲からなる楽曲は,新天地へ足を踏み入れ,期待に胸を膨らませるクロードなど,キャラクターたちの心情を存分に表現していた。原作ボイスドラマで見たストーリーが,また違った形で楽しめるのも「フラミュ」の魅力だろう。
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そして,2.5次元舞台ならではの“リアル感”も今作ではうかがえた。騎士試験の際には側転やバク転を決める場面もあり,クロードの軽快なフットワークには注目せざるを得ない。
また,前作のゲネプロレポート(関連記事)でも触れた「国の情景」も細かく描写されていた。
国民の賑やかさが印象的なクロミ王国に加え,鎖国中のため街中にセンサーや機械が設置されたリトルツインスターズ王国などが登場する。人々の服装や音楽から,各国の雰囲気がしっかり伝わってきた。
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着目したいのはBLUE BOUQUETキャスト陣だけにとどまらない。前作でメインを務めたRED BOUQUETキャストによる小話も,本編の随所で確認できた。
さらにNOIR BOUQUETのタッサム,ピケロは,ボイスドラマでもお馴染みの「前回のあらすじ」風のやり取りを展開。思わずクスッと笑ってしまうような台詞の数々がユニークさを添え,次回作がより楽しみになるひとときとなっていた。
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“騎士見習い”として各国のフラガリアと交流を深めていくクロードだが,真のフラガリアへの道のりは険しい。そして彼には“超えたい相手”がいるのだが,その点についても物語の後半で明かされている。
クロードが感情を見せる場面では布やスモーク(煙)が用いられ,さまざまな演出で具現化されていた。こうすることで視覚的にも彼の心の動きが伝わり,「フラメモ」や「フラミュ」を初見の人でも理解しやすくなっていると感じられた。
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「ミュージカル『フラガリアメモリーズ』〜Promise of Love〜」東京公演は,11月30日まで上演される。その後,12月5日から12月7日に兵庫のAiiA 2.5 Theater Kobeでの公演が予定されており,最終日にはライブ配信も行われる(該当ポスト)。
当日券(詳細はこちら)も用意されているので,前作とは一味違う新たな物語を,ぜひ現地で確かめてほしい。
- 関連タイトル:
フラガリアメモリーズ(メディアミックスプロジェクト)
- この記事のURL:
著作 株式会社サンリオ(C)2025 SANRIO CO., LTD.



































